市報てんどう
まちの話題
令和4年8月のトピックス
里山を優しく照らすキャンドルの明かり キャンドルナイトinたむぎの(8月28日)
8月28日、市立高原の里交流施設ぽんぽこで、キャンドルナイトinたむぎのが開催されました。これは、田麦野地域で活動する東北芸術工科大学のサークル「みつけたむぎの」の皆さんが、地域の方への感謝を伝えようと始まったもので3年ぶりの開催となります。廃油を使ったろうそくなど408個のキャンドルに一斉に火がともされると、会場は優しい明かりに包まれました。訪れた人は、大きな灯籠に動物や葉っぱの切り絵を飾り付けるワークショップに参加したり、写真を撮ったりして幻想的な時間を過ごしていました。
優美な演奏で観客を魅了 天童ジョンダナフェスティバル(8月28日)
8月28日、わくわくランド野外ステージで、天童ジョンダナフェスティバルが開催されました。15回目を迎えた今年は、市内から5団体が参加し、ジャズをはじめマーチングバンドやロックなど、さまざまなジャンルの生演奏が繰り広げられました。また、特別ゲストとして出演したシンガーソングライターの山口岩男さん(本市出身)と、今年で結成50年となったビッグスウィングフェイスが共演し、小雨が降る会場に美しい音色と力強い歌が響き渡りました。ステージのフィナーレには、山口さんとヴァイオリニストの駒込綾さん、ベーシストの齋藤潤さんと3人でのセッションを披露し、訪れた人たちを魅了しました。
親子でモモの収穫体験 親子農業体験教室(8月27日)
8月27日、高擶地域の果樹園地で、親子農業体験教室が行われました。これは、天童市農業士会が、農業体験を通して、地域の農業を知ってもらおうと企画したもので、9組の親子が参加しました。農業士からモモの収穫方法の説明を受けた後、子ども達は脚立に乗ったり、親に抱きかかえてもらいながら、本市のモモの主力品種である川中島白桃を楽しそうに収穫していました。
新しい形の給食が開始 学校給食ご飯用食器・箸提供開始式(8月25日)
8月25日、津山小で、学校給食ご飯用食器・箸提供開始式が行われました。式では、山本信治市長が「新しい形での給食を大いに楽しんでほしい」とあいさつ。児童代表の結城愛さん(同校6年)からは、長年弁当箱を寄付していただいた天童市農業協同組合の金平芳己代表理事組合長へ感謝の言葉が述べられました。また、同日から新しいご飯用食器、箸の提供が開始され、子どもたちはおいしそうに給食を食べていました。
安全・安心な水道利用に貢献
一人暮らし高齢者宅の水道設備無料点検ボランティア(8月25日)
8月25日、天童市管工事業協同組合青年部による一人暮らし高齢者宅の上下水道設備無料点検ボランティアが行われました。点検依頼のあった住宅5件を訪問し、蛇口を閉めても水漏れする不具合や、水流が弱い不具合などの水回りの点検・修理を行いました。作業が終わると依頼者からは「水がちゃんと止まるようになってありがたい」「これで野菜をしっかり洗えます」など喜びの声が聞かれました。
理工系分野への関心を高める 女子中高生のためのサイエンス・カフェ(8月21日)
8月21日、市立天童中部公民館で、女子中高生のためのサイエンス・カフェが開催され、女子中学生11人が参加しました。これは、山形大学の女子中高生理系進路選択支援事業を活用し、天童市男女共同参画社会推進委員会が企画したものです。山形大学理学部の河合寿子准教授、野村真未助教、同大学生・大学院生が講師を務め「はたらくタンパク質~目に見えないハサミでタンパク質を切ってみよう~」と題して実験を実施。キウイやパイナップルなどの果物をゼラチンの上に載せ、果物が持つタンパク質分解酵素の働きを調べました。参加した生徒は、実験や学生との会話をとおして、理工系分野への関心を深めていました。
社会貢献できたボランティア
天童夏まつり終了後のごみ拾いボランティア(8月9日)
天童夏まつり翌日の8月9日、同まつり会場周辺で、天童市社会福祉協議会主催のごみ拾いボランティアが行われました。これは、まちをきれいにすることにとどまらず、さまざまな年代の人との交流や、社会貢献ができる実感や達成感を得ることを目的に企画されたものです。市内の団体や個人約130人が参加し、5つの班に分かれ、歩道や駐車場などに捨てられていた空き缶などを拾っていました。
選挙の大切さを学ぶ 夏休み選挙ポスター教室(8月7日)
8月7日、市立天童中部公民館で、夏休み選挙ポスター教室が開催されました。市内の小学生14人が参加し、東北芸術工科大学の学生6人が講師を務めました。子どもたちは、選挙の必要性を学び、模擬投票を体験した後、紙コップやティッシュペーパーを用いた表現方法のアドバイスを受けて、選挙ポスターを制作しました。
親子で協力 うまく光るかな 子供実験教室2022夏(8月6日)
8月6日、市立津山公民館で、子供実験教室2022夏が開催され、親子11組が参加しました。これは、天童市と明治大学の連携講座として行われたもので、オンライン形式で明治大学理工学部の本多貴之准教授の説明を聞きながら、事前に送付された実験キットを使用して実験を行いました。うるしの実を使った和ろうそく作りと電球を模した小瓶電球作りに親子で取り組み、苦労しながら作った電球が光ると驚きの歓声が上がっていました。
棋士への第一歩 第43回全国中学生選抜将棋選手権大会(8月3日・4日)
8月3日・4日、ほほえみの宿滝の湯で、第43回全国中学校選抜将棋選手権大会が開催されました。若手棋士の登竜門として、多くの棋士を輩出してきた伝統ある本大会に、全国の予選を勝ち抜いた男子52人、女子44人が参加し、熱い戦いが繰り広げられました。大会は2日間かけて行われ、男子の部は河野諒さん(大分県)が、女子の部は渡邊みずほさん(静岡県)がそれぞれ優勝を果たしました。
学習支援の環境が充実
天童市学習支援室リバテラスちえふるがリニューアル(8月2日)
8月2日、天童市学習支援室リバテラスちえふるのリニューアルオープン式が行われました。リニューアルによって、床面積はこれまでの2倍以上となり、コロナ禍の影響で23席に減少していた座席数は、60席に増えました。また、座席ごとに仕切りを設け、コンセントや電気スタンドも設置し、Wi-Fi環境を整備したことで、持ち込んだタブレット端末などで学習することも可能となりました。
式では、山本信治市長が「市民に親しまれる施設になってほしい」とあいさつし、その後、関係者によるテープカットでリニューアルをお祝いしました。式終了後には、早速、高校生などが多く訪れ、充実した学習環境の中で、意欲的に学習する姿が見られました。
全国の舞台での疾走誓う 天童二中陸上部女子リレーチーム表敬訪問(8月2日)
リレーメンバーの深瀬このはさん(二中3年)、齊藤杏奈さん(同)、武口蓮音さん(同)、菅野穂乃さん(同)の4人は「今まで練習してきた仲間を信じて、正々堂々戦ってきます」「全力を尽くして頑張ります」など、全国の舞台に向けて決意を語りました。
第49回全日本中学陸上競技選手権大会は8月18日から21日にかけて、福島県福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われます。
礼儀作法を大切に 将棋出前教室(8月2日)
7月25日から8月22日にかけて、市内の学童保育所に通う小学生を対象に出前将棋教室が行われています。8月2日には成生公民館で教室が開かれ、将棋未経験の児童など30人が参加。講師を務めた日本将棋連盟天童支部の大泉義美さんと村岡良雄さんから、将棋駒の並べ方や駒の動かし方、対局における礼儀作法などを教わりました。子どもたちは、対局開始前に元気な声で「よろしくお願いします」とあいさつすると、駒の動かし方が描かれた紙を見ながら一手一手慎重に指し進め、友達との対局を楽しんでいました。
担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704