救急救命講習会の実施について（令和６年９月24日更新）

小児救急医療講習会を開催します

お子さんの病気や思いがけない事故に遭遇した時、あわてずに応急手当を行うことが大切です。小児科医師による講義を行います。お気軽にご参加ください。

• 対象　天童市にお住まいの方（先着30人）
• とき　11月８日（金曜日）午後２時15分～午後３時15分（すくすく育児教室終了後に実施します。）
• ところ　天童市健康センター（市民病院南隣）
• 内　容　医師の講義「子どもの救急医療講習会～小児の急病・救急時の対応～」
• 受講料　無料
• 申込み・問合せ　11月１日（金曜日）まで、市健康課（ＴＥＬ　652－0884）またはやまがたe申請にて

自動体外式除細動器（AED）を用いた普通救命講習会を開催します

病気や思いがけない事故に遭遇した時、あわてずに応急手当を行うことが大切です。
普通救命講習会で、心肺蘇生法、自動体外式除細動器（AED）の使用方法等を習得しましょう。
受講者には、普通救命講習修了証を交付します。
今年度の開催は終了しました。

普通救命講習（消防署主催）

消防署主催の普通救命講習会は夏と冬の２回を予定していますが、変更になる場合がありますので、その場合は御了承下さい。その他の応急手当の依頼については、消防署へお問い合わせください。

問合せ：TEL 023-654-1191

ＡＥＤは救える命を広げます

　日本における病院外での心停止の発生件数は、年間２〜３万人と推定されます。
突然倒れたとき、救急車が到着するまでの数分間の救命措置に欠かせないのが心肺蘇生法やAEDです。
 

突然死の死因のほとんどが心臓疾患

　運動中に突然倒れ、そのまま亡くなってしまう．．．。その原因の多くは心室細動によるものです。心室細動とは、心臓が細かく震えた状態で、ポンプとしての役割が果たせず、血液を送り出すことができなくなり、やがて心臓が停止してしまいます。
 

応急処置は時間との勝負

　この心室細動を正常な状態に戻す方法が、AEDを用いた除細動（心臓に電気ショックを与えて細動を取り除くこと）です。除細動は、一刻も早く行わないとその効果が落ちてきます。１分経過するごとに蘇生率が７〜10％の割合で下がっていきますので、応急処置では、心肺蘇生（気道の確保、心臓マッサージ、人工呼吸）を行いながら、除細動を速やかに行うことがとても重要です。平成16年度からは、一般の人でも除細動を行えるようになりました。
 

AEDの一般的な手順

　AEDは、心電図を自動的に解析して、電気的除細動が必要かどうかを判断します。音声により操作方法をアナウンスしますので、救助者はそれにしたがって操作を行います。
 

1. AEDを傷病者の横に置き、ケースのふたを開ける
2. EDの電源を入れる（※ふたを開けると電源が入るものもあります。）
   音声メッセージとランプに従って操作する
3. 通電パッドを患者さんの胸に貼る
   （※パッドを張り終えると、除細動が必要かどうかを機械が判断します。
   ※体が濡れている場合は、拭いてからパッドを貼ってください。）
4. 心電図結果で、通電ボタンを押す
5. 心配蘇生法を再開
6. AEDの手順と心配蘇生法のくりかえし
7. 救急隊員に引き継ぐ

市内のＡＥＤ設置状況(学校、公共施設等)

※所在地をクリックすると、google mapで周辺地図がご覧になれます。

（R6.4.1現在）

市内のAED設置状況（民間含む）

　設置状況については、一般財団法人日本救急医療財団のホームページをご覧ください。

ＡＥＤ設置者の登録のお願い

ＡＥＤが有効に使われるためには、地域住民の方や救急医療に携わる方が、あらかじめＡＥＤの設置場所を知っていることが大切です。 それには、ＡＥＤの設置者の皆様からＡＥＤの設置に関する情報を提供いただくことが必要です。
設置者で公表に同意いただける方・事業主は、登録にご協力ください。

登録はこちらの一般財団法人日本救急医療財団ホームページの「登録のご案内」から

なお、FAXでの登録を行う場合は「AED設置情報の登録書」が必要です。
この登録書は、平成27年７月１日以降にAEDを購入された場合はAEDに同梱されています。
平成27年６月30日以前に購入された方は、登録書がない場合がありますので、メーカーまたは販売店へ問い合わせをして、「AED設置情報の登録書」を取得する必要があります。

※情報の提供にあたり、下記につきましてご了承ください。

施設の名称、住所、設置位置について一般財団法人日本救急医療財団ホームページで公表されます。
施設近隣で救命処置が必要な事態が生じた際にＡＥＤを無償で使用させていただくことがあります。