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感染症について

インフルエンザについて

インフルエンザの予防のついて

 インフルエンザは、感染した人のせき、くしゃみ、つばなどと一緒に放出されたウイルスを吸い込むことで感染します。感染の目安は2mです。

 

 自分でもできる予防の基本は「人ごみを避ける」「手洗い」「うがい」です。
せきやくしゃみが出るときは、他人にうつさせないために、せきエチケットを守りましょう。

 

 せきエチケット

 

  • せきが続いている間はマスクをつけましょう。
  • 発熱やせきで医療機関を受診する際には、マスクをつけましょう。
  • マスクが無く、せき・くしゃみをする時はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけましょう。
  • せきやくしゃみを押さえた手、鼻をかんだ手はすぐに洗いましょう。ティッシュはごみ箱へ。

 

 

 ウイルスに対する抵抗力を高めて、感染しにくい体作りをしていくことも大切です。
バランスの良い食事や十分な休養・睡眠をとり、日頃から適度な運動を行いましょう。

 

 

インフルエンザの療養上の留意点

 

  • インフルエンザに感染した場合、重症およびその危険性のある方は入院していただきますが、症状の軽い方は適切な治療を行ったうえで、自宅療養となります。
  • 感染の拡大を防ぐために、発熱などの症状が始まった日の翌日から7日間、または熱が下がってから2日を経過するまでの間は外出を避け、自宅で安静にしましょう。
  • 「自分や家族が感染したら」、「学校や保育園が休校(園)したら」、「突然仕事を休まないといけなくなったら」など、家族で話し合っておくことが大切です。
  • 外出できないときに備えて、2週間分くらいの食料品を備蓄しておくことも大切です。

 

 「インフルエンザ自宅療養の手引き」を掲載しますのであわせてご覧ください。

 インフルエンザ自宅療養の手引き  [PDFファイル]  (408KB)PDFファイル(天童市:対策本部 平成21年8月版)

インフルエンザ自宅療養の手引き(外国語版)

 

 

感染性胃腸炎(ノロウイルス)について

 
 感染性胃腸炎の原因の大部分は、「ノロウイルス」によるものと考えられます。
 ノロウイルスは、手指や食品などを介して経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱などを起こします。
 健康な方は軽症で回復しますが、乳幼児や高齢者では重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて亡くなる場合もあります。
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、特に冬季に流行しますので、市民の皆様には、感染予防の基本である、(1)調理や食事前、用便後、オムツ交換時等の「手洗いの励行」、(2) 加熱が必要な食品は中心部まで「しっかり加熱」(85℃・1分以上)等の予防対策に努めてくださるようお願いします。

  ノロウイルスによる食中毒予防のポイント PDFファイル (406KB)
 
 
 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症について(令和6年7月1日更新)

 

  全国的に劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)が増えてきています。

 

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)とは

 溶血性レンサ球菌(いわゆる「溶連菌」)は多くの種類があり、一般的には急性咽頭炎(のどの風邪)などを引き起こす細菌です。稀に、細菌が通常は存在しない筋肉や血液、肺などに入り込むことにより引き起こされる重篤な症状のことを「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」といいます。

 溶連菌というと、小児が多く罹患するA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が思い浮かびますが、それとは区別されます。   

 主な初期症状としては、咽頭痛、発熱、消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢)、全身倦怠感、筋肉痛などです。

 

予防のポイント
  • 手洗いや咳エチケット等の日常の感染対策を十分行いましょう。
  • 手足等の傷口を汚い手で触らず、傷口をよく洗うなどをして清潔を保ちましょう。
  • 手足の激しい痛みが生じるなど疑わしい症状がみられる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

 詳しくは「劇症型溶血性レンサ球菌感染症について」(山形県ホームページ)をご覧ください。

帯状疱疹について

 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)で起こる病気です。水痘にかかったことがある人は、体内にウイルスが潜伏しており、加齢や過労、ストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなると言われています。

 

症状
 初期症状としては、皮膚にピリピリとした痛みやかゆみを感じます。その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が出現します。
 帯状疱疹の特徴は、体の左右どちらかに見られ、痛みがあることです。症状は3~4週間程度続きます。

治療
 
ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬の投与などが行われます。早期の投与が効果的といわれていますので、症状が出現したときは、できるだけ早く受診しましょう。

ワクチン
 
帯状疱疹ワクチンは、50歳以上の方が「任意接種」として接種を受けることができます。接種費用は全額自己負担となり、接種費用は医療機関ごとに定められています。

どちらのワクチンを接種するかについてはかかりつけ医にご相談ください。

名称 乾燥弱毒性水痘ワクチン
「ビケン」
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
「シングリックス筋注用」
種類 生ワクチン 不活性化ワクチン

接種回数・接種方法

1回・皮下注射 2回・筋肉内注射
効能 水痘の予防、帯状疱疹の予防 帯状疱疹の予防
効果の持続期間 5年程度 10年程度

 現在、国で定期接種に向けて検討されております。
 詳細が決まり次第、順次情報を更新する予定です。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 健康福祉部健康課
tel: 023-652-0884
fax: 023-651-5505

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