新型コロナウイルスの変異株の一つであるオミクロン株が猛威を振るい、第６波となり感染者数が全国的に急増しております。県内においても、年明けから感染者数が増加し始め、１月19日に注意・警戒レベルがレベル１（注意）からレベル２（警戒）に引き上げられ、27日には山形市および庄内地域に対し、まん延防止等重点措置が適用されました。市民の皆様におかれましては、これまで同様、マスクの着用やこまめな手洗い、うがい、３密の回避など、感染防止対策の徹底とともに、感染拡大地域との不要不急の往来は控えていただきますようお願い申し上げます。

　現在、３回目のワクチン接種の対象となる方に対しまして、順次、接種券の発送を進めております。２回接種を受けられた方であっても、時間の経過に伴い、感染予防効果や高齢者の重症化予防効果が徐々に低下していくとも言われておりますので、追加接種につきましても、早めにご検討いただきますようお願いいたします。

　さて、今年度も、昨年度に引き続き大雪に見舞われております。消防本部の計測によりますと、１月30日現在での累計降雪量が358ｃｍとなり、記録的な大雪となった昨年度よりもさらに21ｃｍ上回る大雪となっております。これまでの積雪により市民生活に影響がある状況と判断し、１月21日に豪雪対策本部を設置いたしました。市民生活の安全を確保し、被害を最小限に抑制するため、積雪状況に応じて必要な対策を講じてまいりますので、市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

　また、屋根の雪下ろしや除雪作業中の事故は、「自分は大丈夫。」と油断している時に起こります。万一の事故に備えて二人以上で作業を行い、やむを得ず一人で作業を行う場合は家族や隣近所に声を掛け、怪我のないよう十分にご注意ください。

　現在、市役所正面玄関に市内生産者から贈呈いただきました、冬に花を咲かせる桜「啓翁桜」を飾っております。啓翁桜は、山形県が生産量日本一を誇り、お正月の飾りや結婚式、卒業式などの演出、フラワーアレンジメントや贈り物として需要が高まっております。市役所にお越しいただいた際は、是非、ご鑑賞いただき、一足早い春の訪れを感じてみてください。