市長の部屋
随想集
令和5年1月
明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、令和5年の新春を健やかに迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。また、日頃から市政に対しまして、深い御理解と御指導、御協力をいただいておりますことに、厚くお礼を申し上げます。
さて、昭和33年10月1日に県下10番目の都市として誕生した本市は、今年10月で、市制施行65周年を迎えます。県内13市の中で、面積が最も小さい市でありますが、このことは、数的に不利な状態としての弱みではなく、小さいから活かせる強みとしての多くの可能性を持っております。
特に、山形県のほぼ中央に位置し、国道13号と48号が交わる交通の要衝でもあることに加え、(仮称)天童南スマートインターチェンジ事業を進めることで、更なる交流人口の拡大や地域経済の活性化を図ってまいります。
今年の干支、卯(うさぎ)は、跳躍する姿から飛躍や向上を象徴し、新しいことに挑戦するには最適な年と言われております。
2月には、市民課窓口での各種手続きにおいて、県内13市で初めてとなる「書かない窓口」の導入を計画しており、国でも推進しているDX(デジタルトランスフォーメーション)技術を積極的に取り入れることで、業務効率化による職員の働き方改革を進めるとともに、市民サービスの向上を図り、行政手続きを行う際の負担軽減につなげてまいります。
市民目線に立ち、きめ細かな施策を展開し、将来都市像に掲げる「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市 ~ともに明日をひらく てんどう~」の実現に向け、尽力してまいりますので、本年も皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます。
結びに、令和5年が皆さまにとりまして健やかで幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げまして、年頭のあいさつといたします。