市長の部屋
随想集
令和5年7月
今年も初夏の風物詩である「第36回おくのほそ道天童紅花まつり」が、今月1日から9日までの期間で開催されます。上貫津紅花畑では、約1万本の紅花が満開を迎えると畑一面を鮮やかな黄色に染め、この時期にしか見ることのできない美しい景色をお楽しみいただくことができます。また、紅花染め体験や写真撮影会など様々なイベントも企画し、皆様の御来場をお待ちしておりますので、御家族、御友人をお誘いあわせの上、お越しください。
そして、まもなく夏本番を迎え、子どもたちも夏休みに入り、家族でのレジャーや、イベント等で外出する機会も増えてくることと思いますが、暑さや運転の疲れなどによる交通事故等には十分に御注意ください。
7月21日から8月20日までの間、“明るいやまがた”夏の安全県民運動が実施され、本市では、この運動の一環として夏の交通安全運動を実施します。安全で安心なまちづくりの実現に向け、本運動を推進し、交通事故の防止につなげてまいりますので、市民の皆様におかれましては、日頃からの安全運転の心掛けに御協力をお願いいたします。
4年振りに本市の干布小学校児童と東京都新宿区の四谷小学校児童との夏の交歓会が、21日から24日までの3泊4日の日程で開催されます。この度の交歓会は、自然の中での共同生活を通じて、心身を鍛え、友情を深めることによって、自主性に富んだ活動的な青少年に育てることと、都会と田舎の交流により社会性を養い、青少年の健全育成を図ることを目的として実施されています。
この2校の交歓会は、夏休みに干布地区でキャンプ2泊と民泊、春休みに四谷で民泊交歓会を行うなど、昭和48年から相互交流を続け、今年で51回目を迎えます。また、この交歓会を体験した児童が、翌年は中学生となりジュニアリーダーとして児童を指導し、高校生になるとボランティアとして交歓会で活躍してくれています。
このような交流は子どもたちにとって大変貴重な体験となるものであり、干布地区青少年育成会の方々を始めとする、企画・運営に御尽力いただいている関係者の皆様と、民泊を受け入れて下さった保護者の皆様の御協力に、深く感謝と御礼を申し上げます。