市長の部屋
随想集
令和6年5月
先月8日に、本市の新たなシンボルとなる将棋モニュメントの除幕式が天童駅東口において行われました。本市は将棋のまちとして、「つくる」「指す」「魅せる」の3つを柱とし、将棋にこだわったまちづくりを進めており、昨年、市制施行65周年を迎えたことから、天童の将棋ブランドを未来に引き継ぎ、世界に発信していくため、鉄路の玄関口である天童駅に設置いたしました。
モニュメントにある3面には、「王将」、「将棋のまち天童」、「克己復礼(こっきふくれい)」と刻まれ、すべての文字を日本将棋連盟の羽生善治会長に揮毫していただきました。このうち「克己復礼」には、羽生善治会長の「相手に対する敬意を忘れてはいけない」という想いが込められております。
引き続き、本市のブランドである将棋にこだわったまちづくりを推進してまいりたいと思いますので、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
さて、今年のモンテディオ山形天童市民応援デーは、12日の対水戸ホーリーホック戦において実施されます。市役所では、ホームゲーム前にモンテディオ山形オリジナルTシャツ等を着用し、来庁される方にホームゲームの周知を図っておりますが、応援デー前には着用期間を拡大し、更なる周知と盛り上げに取り組んでおります。本市に在住、又は在勤の方が、通常の半額以下の価格でチケットを購入することができますので、ぜひ、御家族や御友人をお誘いいただき会場での御声援をお願いいたします。また、将棋とのコラボイベントの開催も予定しておりますので、早めに会場へお越しいただき、キックオフ前のお時間も楽しんでいただければと思います。
今年度も27日の天童中部まちづくり懇談会を皮切りに、各地域でのまちづくり懇談会が始まります。新型コロナウイルスが5類に移行された昨年度は、全体の参加者が前年度よりも約100名増え、多くの市民の皆様から地域における課題、あるいは市政全般に対する提案などを直接お聞きすることができました。今年度につきましても、多くの皆様から御参加いただき、天童市の将来のために、生の声をお聞かせくださいますようお願い申し上げます。