市長の部屋
随想集
令和7年10月
今年の天童市総合防災訓練は、10月5日に天童北部地域及び天童北部小学校で実施いたします。実施するにあたりましては、自主防災会や消防団、関係者の皆様の御協力に心より感謝申し上げます。
災害時には、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人で助け合う 「共助」、行政が取り組む「公助」の3つの連携が大変重要です。大規模災害発生時、国や県、市が全力で対応するのはもちろんですが、「公助」だけでは限界があり、「自助」と「共助」が組み合わさることによって、災害に強い地域社会が構築されます。
この訓練によって、それぞれの自主防災会や地域の皆様の防災意識の高揚を図り、さらなる防災力の強化につながればと思います。
明治大学の創設者の一人である宮城浩蔵が本市出身であることから、平成22年12月に明治大学との連携協力に関する協定を締結し、今年で15年目を迎えました。
これまでも、本市の歴史・文化・自然と、大学の知的資産や人材を活用し、地域の振興と相互の交流を図るために、様々な連携事業を実施してまいりました。11月18日には、15周年を記念して明治大学校友会会長の北野大さんをお招きして、実弟の北野武さんとのエピソードを交えながら「北野家の訓え」と題し、両親や自らの経験を基にした訓えについて御講演いただきますので、事前お申込みのうえ、ぜひお聞きください。
さて、本市をホームタウンとする山形ワイヴァンズとアランマーレ山形の2025-26シーズンが、今月、開幕を迎えます。
山形ワイヴァンズは、昨シーズン、惜しくもプレーオフ進出を逃し、アランマーレ山形にとっても厳しいシーズンとなりましたが、今シーズンは、1つでも多くの勝利を掴み、共に喜びを分かち合えるよう、皆様からの熱い声援をお願いいたします。
特に、アランマーレ山形は、2026-27シーズンより、本拠地を秋田県に移すことが発表されております。山形をホームタウンとするラストシーズンを笑顔で終えられるよう精一杯応援してまいります。


