行政

広聴

まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成26年度 天童北部まちづくり懇談会

No.1 天童市の土砂災害危険箇所について
【提言・意見】
 先月は東北で、またこの度は広島で大雨による災害がありました。山口や田麦野もありますが、他にも山沿いの住宅地が増えているような気がします。天童市での危険箇所の状況はどうなっているのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室
 本市の土砂災害危険箇所(67か所)は市内東部と舞鶴山周辺に存在し、県が指定する土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は56か所、うち47か所は土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)を含む箇所となっております。地すべりや急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)の危険箇所については、市の関係部署、山形県、警察署が年1回、合同で危険な状態がないか調査を実施し、最善の注意を払いながら監視体制をとっております。
 土砂災害警戒区域の指定に際しては、県担当職員と市職員が関係する地域ごとの説明会を開催し、土砂災害が影響を及ぼす警戒区域や避難場所、連絡手段等について説明を行っております。
 

 


No.2 福祉バスの利用について
【提言・意見】
 いきいきサロンは参加者も増え、市内全域で活動が活発になってきました。今は25名乗車できる福祉バスですが、35名程度乗ることのできる中型バスを何とか確保できるようにお願いしたいと思います。参加を楽しみにしている高齢者の皆さんのためにもよろしくお願いします。

 

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 福祉バス事業については、主に福祉に関する会議や福祉施設の訪問、福祉団体の事業活動等のため運行を行うものであり、地区によっては6m程度の狭い道路への進入が必要となります。より大きなバスとした場合、進入が困難となり利用者に御不便をかけてしまうことも考えられます。
 いきいきサロンでも福祉バスを利用いただいておりますが、一部にはバスの定員を超える団体もあります。昨年度からは、かまた荘用のバスの空き状況を確認し、日程調整いただきながら、2台使用できるようにしておりますので御理解をお願いします。
 

 


No.3 都市計画道路天童山形空港線の乱川以北の整備について
【提言・意見】
 都市計画道路天童山形空港線の乱川以北の整備について、その動きを教えてください。
 この後の質問とも関連しますが、この路線が整備されれば、JR乱川駅脇の踏切を通って国道方面に抜ける車両もかなり減少し、子どもたちの安全確保につながる面もあると感じます。そうした意味でも早期に完成するようよろしくお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 都市計画道路天童山形空港線の乱川以北につきましては、主要地方道山形天童線の整備として、平成30年までの県の道路整備の方向性を示す「山形県道路中期計画(山形のみちしるべ2018)」の中で最優先施策として位置付けされています。
 現在、県からは、道路の予備設計が完了し、関係地権者に事業内容の説明会を行いながら、この路線に接続する県道や市道、農道との交差点協議並びに交通量解析を実施している状況とうかがっています。
 東根市と歩調を合わせながら、早期の事業着手に向け、市の重要事業として県に要望しているところです。
 

 


No.4 JR乱川駅脇の踏切の拡幅について
【提言・意見】
 JR乱川駅脇の踏切は、北側で幅が狭くなっています。小学生が登校時に利用するため、改善が必要と思いますが、市で拡幅の計画がないのかお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 市道乱川矢野目線道路改良事業を行った際、JR東日本と踏切拡幅の協議を行いながら、踏切南側を現在の道路幅員まで拡幅整備しましたが、これ以上の拡幅は難しいとの協議結果もあり、拡幅の計画はありませんので御理解をお願いします。
 

 


No.5 天童駅周辺道路の利用について
【提言・意見】
 JR天童駅前では、帰宅する高校生等を迎えるために、駅前に待機する車両があります。特に降雨時、降雪時の夕方は多くの車両が待機しています。駅前だけでなくパルテの南側に駐車している車もあります。南側は道幅も狭く、直角に曲がるところもあり、私もヒヤッとした事がありました。
 天童市の玄関口として観光客も乗降しますし、公共交通を利用する方も多くいます。親の気持ちもわかりますが、通行の妨げにならない待機の方法とか、もっと整然と駐車する方法はないのでしょうか。市としても対策を考える必要があると思います。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 天童駅周辺道路の利用について、お互いに安全で気持ち良く利用するには、歩行者の優先や周囲の安全確認を十分行うなど、利用者の皆さんの安全運転マナーの向上が不可欠です。駅周辺の公共的な施設の駐車場利用を含めて、対策を検討します。
 

 


No.6 エムテックスマツムラ駐車場跡地の利用について
【提言・意見】
 平成24年度のまちづくり懇談会でも、エムテックスマツムラ駐車場跡地に立地する予定の商業施設について質問をさせていただきました。
 都市計画法の開発行為の同意など地域としても事業者に協力してきた経緯もあります。民間事業者の開発ですので、市として把握している内容で結構です。2年が経過した現在、どのような状況なのか教えてください。

 

【対応状況】所管課等:商工観光課・都市計画課
 店舗面積が1000平方メートルを超える大型商業施設の場合、事業者は、県に対して「大規模小売店舗立地法」に基づく届出を行う必要がありますが、県にはまだ届出がないとのことです。事業者は、法の規定により、当該届出を行った後、2か月以内に住民説明会を開催することになります。
 現在のところは、建築可能な建築物や土地利用計画、周辺道路について市にも相談いただきながら、土地所有者や事業者が具体的な検討を行っている状況です。
 

 


No.7 天童南駅の整備について
【提言・意見】
 この度天童南駅の整備が始まりますが、この駅のホームは屋根つきのホームなのでしょうか。そのような形で整備されるのであれば、ぜひ、乱川駅のホームにも屋根の設置をお願いします。
 町内会の調査では、高校生を中心に1日700人の乗降客、自転車も最大で1日で190台、送迎車も190台という状況です。自転車小屋の増設、線路西側の遊休地の活用なども含め要望します。

 

No.8 JR乱川駅の駐輪場について

 

【提言・意見】
 JR乱川駅の駐輪場が非常に乱雑な状況になっています。構造上の問題として自転車の出し入れがしづらくなっているのではないかと思います。駐輪台数が多少減ったとしても、ゆとりのある構造を検討いただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課・都市計画課
 天童南駅については、ホームの延長が130mになります。その内、屋根の架かる部分は、待合室周辺の30mになります。また、ホームの幅員は、屋根の架かる部分で3m、それ以外の部分は2mとなります。
 乱川駅ホームの屋根設置については、地域の思いを天童駅にお伝えします。また、駅の自転車駐輪施設の設置については、駅前敷地の状況など現地を調査し、地域の皆さんと一緒に考えていきます。
 

 


No.9 副市長の辞任について
【提言・意見】
 先に鈴木副市長が辞任されましたが、後任の副市長についての市長の考えをうかがいます。

 

【対応状況】所管課等:総務課
 後任については、現在私自身も十分に検討・整理をしているところです。幹部職員からはこれまで以上に十分な報告を求めながら市政運営に支障のないように進めていますが、今後、議会の御理解もいただきながら、できるだけ早い時間で決定していきたいと考えています。
 

 


No.10 天童北部学童保育所の傾斜について
【提言・意見】
 今年3月末に新しい学童保育所が完成し、快適な環境で子どもたちも放課後を過ごしています。お陰様で既存の北部第一、第二学童保育所も適正規模の人数となりました。ありがとうございました。
 今日は既存施設についてのお願いです。北部第一学童保育所は平成4年に新築されましたが、建物自体が傾いています。特に子どもたちの静養に利用している部屋の傾きがひどく、気持ちの悪くなってしまう子もいます。対策を検討くださるようお願いします。

 

【対応状況】所管課等:子育て支援課
 天童北部学童保育所の事務室とプレイルームの床の傾斜については、状況を把握し、現在、対策を検討しているところです。今後、修繕等により改善を行います。
 

 


No.11 国道13号の歩道橋について
【提言・意見】
 国道13号と48号の交差点の南側に歩道橋が設置されています。第四中学校ができるまでは老野森、久野本の生徒の通学路として利用されていましたが、今は全く利用されていません。二中から国道13号に出る際に、太い橋脚が視界を妨げて危険も感じます。利用実態や周辺住民の考え方を確認の上とは思いますが、できればこの歩道橋の撤去について要望してくださるようお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 地域の皆さんの声をお聞きしながら、利用状況を確認の上、国に相談します。
 

 


No.12 JR乱川駅のダイヤについて
【提言・意見】
 JR乱川駅のダイヤについてですが、19時55分山形発の列車が天童駅止まりとなっています。子ども達を天童駅までわざわざ迎えに行かなければならない状況もあります。村山駅、新庄駅などもっと北の駅までの運行を要望していただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:市長公室
 列車の運行については、安全確保及び利便性の向上を図るため、山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会を通じて、JR東日本に対し要望活動を行っているところです。
 今後とも利用しやすいダイヤの実現のため、広くご意見、ご要望をいただきながら、JR東日本に対し強く働きかけを行ってまいります。
 

 


No.13 信号機の設置について
【提言・意見】
 主要地方道山形天童線のファミリーマート乱川店の交差点への押しボタン式信号機設置を以前から要望しています。現在未設置で交通指導員を配置いただいていますが、北部小、二中、天童高校そしてパイオニアへと多くの方が利用していますので、ぜひ信号機の設置をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 信号機の設置については、市の重要事業として県公安委員会に対し要望を行っています。しかし、県内の信号機の増加に伴う保守・管理の費用が非常に厳しい状況のようですが、引き続き、設置について要望していきます。
 

 


No.14 道満街道の隧道について
【提言・意見】
 7月の大雨の際、道満街道の隧道で水があふれ通行止めとなり、子どもたちも集団下校となりました。当該箇所の水はけを改善してもらうよう以前から要望していますがなかなか進みません。市からも県に要望していただき、何とか対策を進めてもらうようお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 当該県道の隧道が浸水した原因は、排水桝グレーチングの上に枯葉がつまり、排水不能となったためでした。このため、県道管理者に維持管理の徹底をお願いしました。
 市建設課でも、通行に支障が生じないよう、市内の道路パトロールを行い注意を払ってまいります。お気付きの点がありましたら、建設課に連絡をお願いします。
 

 


No.15 防災無線の整備について
【提言・意見】
 広島では大雨により大変な土砂災害がありました。住民への連絡も遅きに失したとのことです。連絡網による情報伝達では緊急時に対応できません。ぜひ防災無線の整備を検討してください。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室
 屋外スピーカーなどにより拡声する、いわゆる同報系防災行政無線は、一斉に広範囲へ情報発信できる面がありますが、大雨や強風の際に音声が届かないことや整備費・管理費用が膨大となることから、現段階で設置する考えはありません。
 災害が想定される時や災害発生時の情報伝達手段については、広報車での呼びかけ、自主防災組織を通じた情報伝達のほか、市ホームページ、登録制メール、各携帯電話会社の緊急速報メールなど、様々な手段を使って情報をお知らせします。また、各市立公民館に設置している移動系の防災行政無線を活用し、情報の収集・伝達を行うこととしています。
 県や地方気象台からの情報を適切に把握し、早めの情報提供に努めます。
 

 


No.16 AEDの設置場所について
【提言・意見】
 先日山形市内の高校生の部活動中の事故もありました。天童北部公民館にもAEDを設置いただき、講習会も実施していますが、部活動やスポーツ少年団の活動中は、学校での設置場所が重要であると思います。どのような状況かお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:学校教育課
 小中学校のAEDは、ほとんどの学校で、体育館の入り口の屋内側に設置していますので、夜間の使用団体は使用できる状態になっています。また、土曜、日曜のグラウンド使用時においても、学校から許可を受けている団体については、体育館入口の鍵を借り受けることで、AEDを使用することが可能ですので、各学校に御相談いただきたいと思います。
 

 


No.17 特別養護老人ホームへの入所について
【提言・意見】
 特別養護老人ホームへの入居について、年金暮らしで老老介護をしている世帯で、経済的に非常に苦労していても中々入居できない方を知っています。一方で、特定の方に頼むとすぐ入所できるという事を言われることもあります。本当に困っている人を市の方でチェックして早く入所できるようにお願いします。

 

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 入所の決定については、各施設の入所指針により、申込者の身体及び生活状態や待機年数を加味したものを点数化し、上位の方から順に、検討会議で決定しているとうかがっています。
 特別養護老人ホーム入所待機者の解消に向けては、今年7月に20床増床し、さらに今年度末には、49床が増床する予定です。来年度以降の施設整備についても、本年度策定する第6期介護保険事業計画の中に、地域バランスを考慮しながら施設整備を位置付け、入所定員を増やしていく考えです。
 

 


No.18 自転車通学の許可基準について
【提言・意見】
 二中生徒の通学に関して、もみじ団地では自転車通学が認められていません。既定の自転車通学距離に200〜300m満たないためとのことです。他の学校では全校生徒が自転車通学を許可されている例もあるとのことです。二中でも申請すれば特別に許可されるとも聞きましたので、教えていただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:学校教育課
 本市では中学校毎に、自転車通学許可の規定が設けられております。天童二中では、自転車通学許可の規定が3つあります。1点目は通学距離が3kmを超えた場合。2点目は部活動が延長となる時期と長期休業の際、約束事を決めた上で部活動毎の許可をしています。3点目は、今年度から通学距離が3km未満でも、果樹地帯で不審者の情報も多い道満、二子沢、下山口の畑の中を通学する地域には特別に許可をしています。許可期間については、ルールを守って自転車通学をしているか等の状況を見ながら、1年毎に更新をしています。他地域でも、同じような状況があれば、学校に御相談いただきたいと思います。
 

 


No.19 乱川河川敷の利用について
【提言・意見】
 乱川河川敷の管理の一部をアダプト事業として取り組んでいます。残念なことに管理をするだけでほとんど利用されていない現状です。水が利用できないのが、利用の進まない原因と地域でも話しています。ぜひ環境整備をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 他の地域では、水道施設が未整備の環境の中で河川敷を有効に利用しているところがありますので、当河川敷においても、地域の皆様で活用方法をお考えいただき、建設課で有効利用の御相談に応じてまいりたいと考えています。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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