行政

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まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成24年度 蔵増まちづくり懇談会

No.1 市道矢野目小矢野目線の拡幅整備について
【提言・意見】
 市道矢野目小矢野目線は、通学路になっていますが、幅員が狭く、事故が発生しないか心配です。
 第三中学校に近い部分の道路東側が天童土地改良区の用地になっていますので、天童土地改良区と十分協議していただき、拡幅してください。

【対応状況】所管課等:建設課
 今年度、矢野目地区の側溝整備工事を実施しているように、道路拡幅や側溝整備について、各地区から多くの要望が寄せられています。
 これらの状況から、寄せられている整備路線の優先順位を検討し、市全体の年次計画を立て、限られた予算を集中的に投資して早期に事業効果を発揮できるよう、整備を進めているところです。今後は、現在策定している市全体の道路整備計画を踏まえ、事業の進捗状況等を勘案しながら、着手の時期を検討していく必要があると考えています。


No.2 正法禪寺西側の市道矢野目3号線の拡幅と生垣の刈込みの徹底について
【提言・意見】
 正法禪寺西側を走る市道矢野目3号線の両側は生垣になっています。片側はきちんと刈込みを行っていますが、もう一方は枝が伸び放題になっています。今年の冬は、生垣に積もった大量の雪が道路側に崩れてきて、3日間ほど通行止めになりました。
 通学路でもありますので、道路の拡幅と除雪の徹底をお願いします。拡幅できない場合は、生垣を道路幅に刈り込んでいただければ、有効幅員が確保できると思います。

【対応状況】所管課等:建設課
 道路に隣接する土地所有者が実際の道路境界よりも後退して生垣を植栽している状況にあるため、現況の路肩部は民有地となっています。民有地に植生する生垣は個人の財産であるため、所有者の協力が得られなければ、生垣に手を加えることは難しいと考えています。皆さんと一緒になって解決できる方法を見出していきたいと思います。


No.3 田宮鮮魚店の裏と前田川下流の樽川の合流点の土砂の撤去について
【提言・意見】
 毎年7月と9月に河川清掃を実施していますが、田宮鮮魚店北東の前田川と旧倉津川との合流点には、それでも土砂が堆積しています。土砂の撤去と除草をお願いします。

【対応状況】所管課等:建設課
 田宮鮮魚店の裏と前田川下流の樽川の合流点の土砂については、県から現場を確認していただき、平成25年3月に土砂を撤去していただきました。


No.4 西沼田遺跡公園の案内表示について
【提言・意見】
 高速道路を利用して西沼田遺跡公園を訪れる方は、天童インターチェンジを出ても、西沼田遺跡公園への方向がわからない方が多くいますので、天童インターチェンジ付近に、西沼田遺跡公園は天童市街方面ではなく、寒河江方面であることを示す案内表示をしてください。
 また、山形市の嶋地区方面から来る場合、総合交通安全センター北西の交差点も右折か左折かがわからない方がいますので、同様の案内表示をお願いします。

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 西沼田遺跡の案内板の設置については、道路管理者である山形県と協議を行ったうえ、利用者に分かりやすいよう、計画的に整備を行っていきます。


No.5 いなほ保育園と蔵増小学校の間を流れる排水路の整備について
【提言・意見】
 昨年7月、いなほ保育園と蔵増小学校の間を流れる排水路の許容量を超えたため、市に改善を求めたところ、草刈等の対応はしていただきました。
 しかし、現在の排水路では、明らかに能力の限界を超えていますので、排水路の整備をしていただくようお願いします。

【対応状況】所管課等:農林課
 当該排水路については、昨年度に土砂、石、ごみ等を撤去し対応してきました。今年になって再び浸水したとの連絡を受け、現地を確認したところ、ごみ等もなく流れていましたので、大雨により大量の水が一時的に流れ込んだために浸水したものと思われます。
 このようなことから、水が一度に流れないようにするため、平成24年10月に当該水路にブロックを置き、堰き止めて調整池を作りました。この主要地方道までの流れを遅くする対策により、当分の間様子を見ることにしました。


No.6 芳賀土地区画整理区域近くに計画されている調整池について
【提言・意見】
 芳賀地区の調整池が、組合施行の調整池から市施行の防災調整池に計画が変更になるようです。
(1) 下流域の住民は調整池の場所や機能、能力等ついては問題視していませんが、変更によって下流域の危険が増すのか減るのかを心配していますので教えてください。
(2) 組合施行の場合は、平成26年度には完成する予定でした。本来、調整池を整備してから開発分譲するのが順序だと思いますが、変更した場合は完成時期が遅れることはないのでしょうか。高野辺集落は、大雨が降った場合、明日にも浸水被害があるかも知れない危険な地域です。とにかく調整池を早急に整備してください。
(3) 幹線排水路第2号は、すでに相当量の水が流れていますので、調整池から幹線排水路第2号に流す場合は、その状況も十分考慮してください。

【対応状況】所管課等:都市計画課
 芳賀土地区画整理事業地内の東側、長岡地域約21ヘクタールからの雨水排水は、現在、雨水排出量の抑制機能を持たないまま、芳賀土地区画整理事業地内を通過し、倉津川支流の幹線排水路2号を経由して倉津川へ流入している現状であり、倉津川下流域での洪水不安の一因となっています。
 倉津川下流域への負荷を減少させ、安全・安心の確保を図る観点から、芳賀の区画整理事業地内の雨水排水と長岡地域約21ヘクタールからの雨水排水を抑制するため、平成26年度完成を目指し、芳賀土地区画整理事業の区域外に調整池の整備を計画しています。このことにより、調整池からの放流を受ける幹線排水路2号においても、排水負荷の減少が図られます。
 なお、芳賀土地区画整理事業地内においては、道路整備や住宅の建設が進んでいることから、芳賀土地区画整理組合では、平成24年度工事として、区域内に素掘りによる仮の調整池を発注し、工事に着手しました。


No.7 下水道管理センター跡地の利用方法について
【提言・意見】
 倉津川右岸でも水害が発生していますので、下水道管理センター跡地は、ライフラインとしての高速道路インターチェンジが近く、調整池及び防災センターとしての利用を考えてください。
 どうしても工業団地として利用する場合は、浸透で対応する敷地内の雨水排水は、きちんと浸透することを市の責任で確認してください。排水に流されると、当然倉津川の下流域に影響を及ぼすということを十分認識してください。
 また、せっかく工業団地にするのであれば、天童大江線に隣接したもっと大きな工業団地にしてください。

【対応状況】所管課等:都市計画課・産業立地室・建設課・上下水道課・市長公室
 本市発展のためには、下水道管理センター跡地を含む東北中央自動車道天童インターチェンジ周辺は、広域交通網の活用により利便性が高いエリアであるため、市内で最も流通系の工業団地に適した地域です。主要地方道天童大江線に隣接した工業・業務団地整備の方向性について、天童市土地利用基本構想で示しています。
 下水道管理センター跡地の工業団地内の雨水の敷地内処理については、浸透による雨水排水機能が果たされるよう、立地企業への指導と合わせ十分確認していきます。


No.8 雨水対策協議会の設立について
【提言・意見】
 市長が会長になっている、寒河江市の内川雨水対策協議会のような協議会の立ち上げを要望します。

【対応状況】所管課等:建設課
 寒河江市の内川の協議会の状況をみますと、色々な組織と調整をして立ち上げている様です。組織を立ち上げる場合には、関係機関や関係団体との調整を図りながら取り組む必要があると考えています。


No.9 児童数の減少に伴う小学校統合の可能性について
【提言・意見】
 蔵増小学校の児童数が昔と比較して減少しています。少子高齢化がますます進むことから、今後小学校を統合するという考えはあるのでしょうか。

【対応状況】所管課等:教育総務課
 地域に学校が存在する意義は大きく、安易に小学校を統合することは考えていません。児童数の多少ではなく、一人ひとりの児童に行き届いた教育が施されることに最も意味があると考えています。
 児童数が減少すると、まずは2学年を1学級とした複式学級となります。法律上複式学級となるのは、2学年合わせて16人以下の場合です。複式学級が複数となった場合は、統合も検討しなければなりません。
 しかし、蔵増小学校は、平成30年度の推計児童数が100人を超えますので、近い将来に統合することはないと考えています。


No.10 整備中の蔵増バイパス北側部分の農振除外について
【提言・意見】
 近い将来主要地方道天童大江線の蔵増バイパスが切れますが、今後の蔵増地域の開発を見据え、バイパスの北側部分だけでも、農振を除外することはできないでしょうか。

【対応状況】所管課等:農林課
 蔵増バイパス北側周辺の農地については、土地改良事業を実施した受益地であるとともに、集団的に存在する良好な農用地であることから、天童農業振興地域整備計画において、農用地として有効利用を図る地域に定められていますので、現在のところ農振除外は困難な状況にあります。


No.11 国道48号の高速化について
【提言・意見】
 東日本大震災直後は、被災地である仙台市などの太平洋側との物資の流通経路として、国道48号が重要な役割を果たしました。
 地域間交流の活発化のためにも、国道48号の高速化を要望します。

【対応状況】所管課等:建設課
 国道48号は山形圏域と宮城圏域を結び、物流及び地域間交流の大動脈として、従来から重要な役割を担ってきました。また、東日本大震災では、緊急支援物資の輸送や山形空港を経由した首都圏等との移動に、陸路としての重要性が高まり、今後も両圏域の更なる交流・連携の促進を図る重要路線として期待されていると認識しています。
 このようなことから、仙台市及び東根市とともに「国道48号道路改良整備促進協議会」を組織し、高規格道路への整備も視野に入れながら線形改善や狭隘な橋梁の改善、高齢者や障がい者等にも配慮した幅が広く歩きやすい歩道の整備促進などを、今後も引き続き国に対し要望していきます。


No.12 天童市職員の能力及び資質向上について
【提言・意見】
 国保運営協議会において、ある委員から、高額医療で天童市から昨年度に支払われた額の質問がありましたが、担当職員が即答できず、とても残念に思いました。委員には市外の方もおり、天童市民としてもとても恥ずかしい思いをしました。

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 昨年度に市が支払った高額療養費の総額は、国保運営協議会の会議資料に掲載していましたが、会議で御質問がありました被保険者の高額療養費の最高額については把握していなかったため回答できず、大変申し訳ございませんでした。
 市が医療機関に支払う高額療養費の額は、被保険者ごとに月単位で医療機関毎の総医療費から自己負担限度額を差し引いた額になります。自己負担限度額は、世帯の所得状況や、被保険者の年齢によって異なります。また、治療内容によって医療費の援助制度があり、一概に被保険者の高額療養費を比較することは難しいとは思われますが、今後は、山形県国民健康保険団体連合会から提供される資料に基づき、関係する数値の把握や整理に努めていきます。


No.13 高齢者が健康を維持するための温泉施設を活用した事業の実施について
【提言・意見】
 隣の東根市では、いきいきデイサービス(生きがい活動支援通所)事業を10年前から実施しています。同市の職員からは、健康な高齢者が増え、国民健康保険から支払われる医療費の抑制につながっていると、その効果をお聞きしました。
 事業内容は、さくらんぼ東根温泉の旅館所有のバスが、高齢者の方を自宅近くまで送迎して、健康づくりや温泉入浴により、いつまでも健康寿命を維持していただくというものです。
 本市でもゆぴあや天童温泉等、利用できる施設がありますので、同様の事業を検討してください。

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 本市では以前、天童温泉を利用した高齢者の健康づくり事業ができないか、天童温泉関係者と話題にした経過がありますが、実現には至りませんでした。
 本市が実施している介護予防事業と健康づくりとしては、要支援・要介護状態になるおそれのある65歳以上の高齢者を対象に、基本チェックリストにより健康状況を把握したうえで、運動器の機能向上を図るための指導や自立した65歳以上の高齢者を対象とした転倒骨折・閉じこもりの予防のためのストレッチ、有酸素運動、水中運動等を、ラ・フォーレ天童のぞみとスポーツクラブ天童に委託して行っています。
 温泉施設を利用した活動としても、市内各地域の老人クラブや高齢者団体が、市のマイクロバスの送迎で、健康管理と保養を目的とした老人保養施設「かまた荘」を利用し、温泉入浴や看護師による利用者の血圧測定や健康相談のほか、健康教室、軽体操、レクリエーション等により楽しく過ごしていただいています。
 今後も、他市の事業を参考にしながら、高齢者が健康で過ごしていただけるよう、健康づくりや介護予防事業を展開していきます。


No.14 横断歩道白線の引き直しについて
【提言・意見】
 4月から矢野目の月山神社前で児童の登校時の立哨指導をしています。最後の一人が横断を終えるまで神経を使っています。
 立哨している箇所の道路中央付近の横断歩道の白線がまったく消えています。ドライバーからすれば、白線が見えるのと見えないのでは、停止しなければならないという意識がまったく違いますし、見落としてしまう場合もあります。
 市内各所で立哨指導している交通指導員に改めて点検していただくとともに、消えている箇所があれば、白線の引き直しをお願いします。

【対応状況】所管課等:生活環境課
 白線が消えている箇所がないか、立哨指導しているすべての交通指導員に点検していただきました。
 消えている箇所については、天童警察署交通課に補修を依頼しました。補修については、早急に実施したいとのことでした。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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