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まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成23年度 蔵増まちづくり懇談会

No.1 矢野目蔵増間の旧寒河江街道(市道天童蔵増線)の修繕について
【提言・意見】
 矢野目蔵増間の旧寒河江街道については、歩道と車道の間の窪みが深く路面状態が悪く、児童の通学に影響を及ぼしているので、修繕をお願いしたいと思います。
 なお、蔵増地域づくり委員会の地域振興部会で、4月にこの区間の歩道の草刈をするなど独自でも活動をしています。

【対応状況】所管課等:建設課
 交通量の増加や耐用年数もあり、市内の多くの路線で舗装の修繕が必要になっています。また、修繕方法として、従来は損傷した部分に新たな舗装を重ねていましたが、幹線道路を中心により安全な交通を確保するため、既設舗装を取り壊し新たな舗装を実施する方法を取り入れています。
 したがって、費用の増加も伴うことから、現地調査を行いながら、損傷状況や交通量等を勘案し、計画的な舗装修繕を行っていきます。


No.2 第三中学校前歩行者用信号機押しボタンの位置の変更について
【提言・意見】
 第三中学校前の歩行者用信号機の押しボタンが電柱の道路側に付いているため、押しボタンを押す生徒が乗っている自転車のタイヤが道路にはみ出してしまい大変危険です。
 せめて押しボタンを危なくない位置に取り付けていただきたいと思います。

【対応状況】所管課等:生活環境課・学校教育課
 御提言の内容については、現地を確認したうえで、信号機の設置及び管理をしている天童警察署にお伝えし、改善を要望したところですが、ボタンを押す位置を変更した場合、ブロック塀が支障となり、ボタンを押すことができなくなるため、現在の位置以外には設置できないとのことでした。


No.3 蔵増地域におけるまちづくりの構想について
【提言・意見】
 蔵増地区唯一のコンビニエンスストアが10月末日で閉店してしまいました。蔵増地区内では、文房具一つ、また、高齢者の方が日用品一つ買うのにも不便な状況になるのではないかと思います。
 現在、蔵増バイパスが着工されていますが、農振法による制限もあり、民間の店舗等を建てるのもなかなか難しい現状です。
 このような状況の中、今後どのような構想でまちづくりを進めていくのかお聞きします。

【対応状況】所管課等:市長公室
 蔵増地域に限らず、市内の周辺集落部では、少子高齢化の影響が様々な面で見られます。
 こうした状況で、新しい蔵増バイパス沿いにコンビニエンスストアが1店舗営業を始めたからといって、地域の活性化を図る根本的な解決策にはならないと考えています。
 このような状況の中で、まちづくりを推進するためには、地域の特性は何かを見極め、かつ、天童らしさを生かしたまちづくりを進める必要があると思います。


No.4 災害時における避難の広報、防災体制及び最上川の洪水対策について
【提言・意見】
 先の和歌山県での水害では、避難勧告等を防災無線で呼び掛けましたが、雨音で勧告がかき消されて聞こえない地域等もあったようです。
 天童市では、災害時に避難準備や避難勧告はどのような形で広報し、防災体制を整えるのかお聞きします。
 さらに、最上川の洪水対策として、川底を下げる対策についてもお聞きしたいと思います。

【対応状況】所管課等:市長公室・建設課
 本市の水害時の避難準備や避難勧告は、水防警報等の情報に基づき、上流部の雨量の状況や現地調査の上、避難活動に対応します。
 土砂災害は、平成23年5月1日の改正土砂災害防止法の施行により、市町村長は、県から通知される土砂災害緊急情報を受け、災害対策基本法に基づく避難指示等を発令することになりました。避難が必要な住民には、市や警察、消防団の車両による広報、エリアメール等により防災情報を周知するとともに、自主防災会に連絡し、自主防災会の協力も得ながら避難していただくことになります。また、御自身で危険と感じた場合は、避難勧告が出される前でも、早期に避難していただきたいと思います。
 また、最上川の川底を下げる対策について山形河川国道事務所寒河江出張所に問い合わせしたところ、未整備箇所も数多くあり、最上川の河川整備計画に基づき、危険箇所から随時川底を下げる工事を行っているとの回答を得ています。


No.5 民家敷地内から道路へはみ出した生垣の対応について
【提言・意見】
 積雪が多くなると、民家の生垣が道路側に倒れ込んで来て、道幅が狭くなり除雪車が通れず、除雪も年1回ほどしかしていただけませんでした。
 今回、地元の安全協会と市建設課から刈込みをしてもらいましたが、万が一の場合、消防車も通れない状況です。
 ぜひ、行政からの指導をお願いしたいと思います。

【対応状況】所管課等:建設課・生活環境課
 道路際の生垣が成長して、道路の安全な通行に支障が出ている箇所については、地元の安全協会や地域の方々を中心に対応をお願いしているところです。
 しかし、個人の財産ですので、勝手に刈り込む等の対応が出来ない状況です。
 御提言の箇所については、以前から要望をいただいている場所ですが、なかなか思うような対策ができていません。地域の方及び行政が強制的に対応することができませんので、機会があるたびに、所有者の方にお話をしていただきたいと考えています。
 交通事故等がない安全なまちづくりのためには、通行に支障のない道路確保が必要ですので、町内会や交通安全協会等関係する団体と連携し、地域民の御理解と御協力をいただくよう指導していきます。


No.6 倉津川下流堤防付近の大木の伐採について
【提言・意見】
 窪野目の西側の倉津川下流の堤防に大木が成長しています。川が増水して水を受けると大変危険であると考えられますので、伐採等の対策をお願いします。
 先日も、県河川課と村山総合支庁に支障木について伐採をして欲しい旨お願いしてきました。県が管理している河川の支障木の7割については伐採が終わっているとのことでしたが、ぜひ現場を見ていただきたいとお願いしてきたところです。

【対応状況】所管課等:建設課
 本市においても、蔵増地区水害を考える会とともに、山形県河川課と村山総合支庁河川砂防課に要望しているところです。


No.7 河川敷内の果樹木の取扱いについて
【提言・意見】
 河川敷内の果樹木については、どのような取扱いになっているのでしょうか。

【対応状況】所管課等:建設課
 河川敷の果樹については、国土交通省からお借りしている部分と、民地のまま残っている部分があるようです。災害復旧対策として堤防を築いた部分については未買収、計画的河川改修をした部分は買収しているようです。
 最上川沿いについては、未買収の部分が多く残っているようですが、買収の要望については随時国土交通省にお伝えしているところです。


No.8 村山橋上流最上川堤防付近の大木の伐採について
【提言・意見】
 村山橋上流の最上川左岸の堤防に砂利がだいぶ溜まってきて、右岸側が崩れはじめ、大木がだいぶ成長してきていますので、ぜひ伐採していただきたいと思います。
 木にはサギが生息しており、野鳥を保護する観点等から伐採ができないということも伺っていますが、行政側からもぜひ要望をしていただきたいと思います。

【対応状況】所管課等:建設課
 国土交通省に要望します。


No.9 天童市街から西沼田遺跡公園への案内標識・案内板の設置について
【提言・意見】
 天童市街に西沼田遺跡公園への案内標識が見当たらず、場所がわかりにくいという声を聞きます。
 国指定の遺跡公園でもありますので、ぜひ案内標識・案内板の設置をお願いしたいと思います。

【対応状況】所管課等:生涯学習課・建設課
 西沼田遺跡公園への案内看板については、これまで、1.市道新田矢野目線と主要地方道山形羽入線のT字路付近、2.前述のT字路の東の信号機のある交差点付近、3.天童寒河江線(総合交通安全センターの北側の県道)と山形自動車道の側道のT字路付近、4.市道天童蔵増線が山形自動車道の高架下を過ぎ遺跡公園へ右折する付近の市内の4箇所に設置しています。
 今後も、利用者に分かりやすい案内標識や案内板の設置について、道路管理者と協議しながら進めていきたいと考えています。


No.10 開通後の天童大江線(蔵増バイパス)各交差点への信号機の設置について
【提言・意見】
 天童大江線が完成した場合は、交通量が多くなることが予想されますので、各交差点には信号機が設置され、周辺住民が安全に暮らせるようにしていただきたいと思います。

【対応状況】所管課等:生活環境課
 地域内の交通量緩和のため、天童大江線のバイパス化整備が進められていますが、既存道路と交差する主要交差点等についての信号機等の設置要望については、地元安協支部と天童大江線整備促進蔵増協議会が連携し、警察署を通して県公安委員会に早めに要望されるようお願いします。
 市としても、設置については地元の強い要望であることを伝え、支援していきたいと思います。


No.11 ゆぴあリニューアルオープンを記念した無料入浴券等の配付について
【提言・意見】
 12月16日にゆぴあがリニューアルオープンと伺っていますが、その際に市民に対して、例えば無料入浴券の配布等何かサービスがあるのでしょうか。

【対応状況】所管課等:生活環境課・商工観光課
 リニューアルオープンセレモニーは、ゆぴあの指定管理者であるスポーツクラブ天童が主催しました。その一環として、限定回数券(入浴回数券12枚+無料入浴券4枚、計16枚綴り)1,000部を販売し、3日間先着300名に記念タオルを進呈しました。
 ゆぴあのリニューアルは、市民の皆さまに喜ばれる施設にするため、計画を策定しました。近隣の施設との競争にも負けない施設になったと考えています。地域の皆さんにもぜひ御利用いただきたいと考えています。


No.12 天童市内道路ネットワークの計画的整備について
【提言・意見】
 都市計画道路天童山形空港線や山形矢野目線等、天童市内の道路は、ほとんどの路線が中途半端に整備されていて、完成しないままの箇所が多いように感じます。
 計画的に整備を進めていただきたいと思います。

【対応状況】所管課等:建設課
 幹線道路網の整備については、第六次天童市総合計画において、広域幹線道路、環状道路、放射状道路及び補助幹線道路の位置付けを行い、都市基盤としての道路整備を計画的かつ効率的に行っており、整備率は約75パーセントになっています。
 道路整備には多額の予算と時間が必要なことから、連続性のない道路が見受けられるものと思われます。
 今後も幹線道路網の整備については、国や県と連携を図りながら、利便性や有効性、緊急性などを考慮し、計画的な整備を図っていきます。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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