行政

広聴

まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成2­8年度 山口まちづくり懇談会

No.1 有害鳥獣対策について
【提言・意見】
 有害鳥獣について、特にイノシシはますます活動地域が拡大しており、水田や果樹園の下枝、家庭菜園等にも被害が出ています。最近のイノシシはあまり人を恐れず、通学路にでも出たら大変ですので、天童猟友会と協力しながら、ぜひ駆除強化をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:農林課
 有害鳥獣駆除については、駆除用弾代の補助やイノシシを含む捕獲報奨金等の捕獲支援を実施するとともに、新たな捕獲用檻を整備して対策の強化を図っているところです。
 今後とも天童猟友会等と連携を図りながら個体数管理を実施していきます。
 また、地域全体での対策が重要であることから、県の「地域ぐるみで行う鳥獣被害防止対策支援事業」の重点支援地区として二子沢地区が指定を受け、集落点検の実施や電気柵等による対策に取り組んでいます。
 これらの有害鳥獣対策を複合的に実施し、鳥獣被害の防止に努めていきます。
 

 


No.2 市道山口沢線の管理について
【提言・意見】
 市道山口沢線(通称防衛道路)は、豪雨、積雪等により、樹木の倒伏や大枝の落下、枝の垂れ下がり等が見られます。昨年も数回樹木が倒れ道路の片側が通行できなくなったり、幅員が狭くなったりしました。道路パトロールや、所有者への対応など、安全に通行できるように対策をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 これから降雪期を迎えるにあたって、山林の所有者の方に対応をお願いしていきたいと思います。
 また、倒木や枝折れが発生した場合には、道路交通の安全確保を最優先に対応していきたいと考えていますので、地域の方からの御連絡をお願いします。
 地域の皆様と協力して安全確保に努めたいと思いますので、よろしくお願いします。
 

 


No.3 国旗の掲揚について
【提言・意見】
 国民の祝日が年間16日ありますが、国旗を掲げている家がほとんど見受けられません。市で先頭に立って、市有施設等で国旗を掲げたり、旗を全戸配布してはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。

 

【対応状況】所管課等:総務課
 国旗については、平成11年に国旗及び国歌に関する法律が制定され、日章旗とすることが成文化されました。その際の内閣総理大臣のコメントでは、国旗や国歌について、国民に新たに義務を課すものではないとされています。
 祝日に国旗を掲げることは意義のあることだとは思いますが、先ほどのコメントにあるとおり義務を課すものではありませんので、各個人の意思に委ねるべきであると考えています。このことから、国旗の全戸配布については、考えておりません。
 また、市庁舎において、悪天候の日を除き、祝日に限らず国旗及び市旗を掲揚していますので、御理解をお願いします。
 

 


No.4 交差点の交通安全対策について
【提言・意見】
 市道谷地中東根線と市道本郷線の交差点部分が通行上危険箇所となっています。
 市道谷地中東根線は、見通しの良い一本道のため、スピードを出す車が多くなっています。
 この交差点は、山口小学校児童の3分の1が利用する通学路でもあり大変危険ですので、通行車に注意喚起を行うために、立て看板の設置や、交差点部分を薄層舗装などで着色するなどの対策をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課・教育総務課・建設課
 市道谷地中東根線については、平成25年度に通学路における安全点検を実施し、ドットライン及び「交差点あり」の路面表示を行うとともに、交通安全協会山口支部の御協力をいただき「横断者注意」の立て看板を設置しました。
 交差点部分のカラー舗装については、幅員や交通量が同程度の交差点であることや、事故の発生状況等を総合的に判断して設置しています。
 なお、信号機及び横断歩道が設置されている国道48号と市道谷地中東根線との交差点を経由する通学路の変更を検討しましたが、当該交差点から国道48号まで路側帯を通らなければならないことや、国道48号はトラック等の大型車両が通行することから、集落内を通る現在の通学路の方が安全であるとの考えに至っています。
 市道谷地中東根線の速度規制について天童警察署を通して県公安委員会に要望するとともに、天童市通学路交通安全プログラムに基づく安全点検を再度実施し、ハード・ソフトの両面から現場に合ったより良い対策を検討してまいります。
 

 


No.5 堤防の管理について
【提言・意見】
 道満地区と川原子地区に接する乱川堤防の道はアスファルト舗装されており、散歩道や高校生の通学に利用されています。しかし、時期によっては、草やアカシヤが繁茂していて通行に支障を来たしていますので、年2回の草刈りをしていただくなどの、河川の適切な維持管理をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 毎年の「きれいな川で住みよいふるさと運動」に御協力いただき、大変ありがとうございます。
 河川管理者の県に要望を伝えたところ、「基本的な考え方としては、河川の水流に影響があるような樹木については、速やかに対応します。それ以外は、河川管理への支障の有無など状況に合わせ対応します。具体的なことについては、地域から要望をしていただきたい」とのことでした。
 市としては、県と連携を深め、地域の皆様の要望をしっかりと繋げていくことが大切だと考えています。
 

 


No.6 入浴施設の整備について
【提言・意見】
 高齢化社会の中、山口地域に、ぜひ高齢者が利用できる入浴施設を整備していただけないでしょうか。農業等を営んでいる元気な高齢者が利用できる施設が必要だと思います。運営については第三セクター等の方法もあると思います。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課・社会福祉課
 市としては、ゆぴあのような施設をそれぞれの地域に整備するということは、計画しておりません。
 市内には、ゆぴあやかまた荘、ふれあい荘などの入浴施設がありますので、福祉バスや予約制乗合タクシーなどを利用してお越しいただきたいと思います。
 なお、今後とも、それぞれの地域性を大切にしながら、皆様と一緒にまちづくりを行ってまいりますので、御理解と御協力をお願いします。
 

 


No.7 バス停留所の新設について
【提言・意見】
 50年ほど前に山口に住んでいて、また2か月前に山口に戻ってきましたが、当時と比べると交通の便が悪くなっています。
 以前は、山口小学校前に停留所がありバスに乗れましたが、今はなくなっており、とても不便に感じています。ドモスにも登録しましたが、その利用も限られています。
 現在運行している、山交バスの仙台寒河江線の停留所が山口小学校前にあれば、生活するのにとても便利になりますので、ぜひ設置していただけないでしょうか。
できれば、国道13号手前と、川原子付近も併せた3か所にあれば大変ありがたいですが、難しいのであれば、せめて山口小学校前にぜひ停留所の設置をお願いします。
 市からも強く要望していただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 本市と仙台市を結ぶ路線バスについては、山交バスの特急48チェリーライナーが運行していますが、高速バスのため、停留所は、天童ターミナルビル、天童温泉、わくわくランドの3か所のみとなっています。
 山口地域への停留所の新設については、地域の皆様から要望があったことを山交バスに伝えましたが、停留所の増設は難しい状況にあるようです。
 

 


No.8 子ども見守り隊への支援について
【提言・意見】
 子ども見守り隊は、現在15人で活動し、冬場を除く10か月間、3班体制で防犯パトロールを行っています。山口地内を約30キロ回るので、相当のガソリン代もかかっています。防犯協会からも少し援助していただいていますが、何とか市からの援助をお願いできないでしょうか。ぜひ前向きに検討をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課・生涯学習課
 学校の登下校など、子どもたちの安全確保のため、子ども見守り隊の活動を実施いただいていることに心から感謝申し上げます。
 子ども見守り隊は、地域によって組織や構成員が異なり、それぞれの地域の実状に応じた方法で、ボランティアとして活動を展開していただいています。ガソリン代を市から直接支援することは困難ですが、地域づくり委員会の活動に子ども見守り隊を位置付け、地域づくり委員会活動交付金を活用するという方法があります。地域の中で御検討いただければと思います。
 

 


No.9 県道沿いの街路樹について
【提言・意見】
 花笠音頭の歌詞に、「花の山形紅葉の天童」とありますが、市内のモミジについて調べたところ、舞鶴山の西側斜面に京都から持ってきて、人間将棋を行ったという経緯があるそうです。しかし、先日通った出羽桜酒造前の道路の街路樹は、全部マツでした。個人的にはマツではなくモミジを植えてほしかったと思います。どのような経緯でモミジではなくマツになったのかお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 県が管理している主要地方道山形天童線については、天童駅前土地区画整理事業の際に、当路線が旧羽州街道であったことから、東根市及び尾花沢市内の旧羽州街道と同様に、黒マツを植樹することに決定した経緯があります。
 出羽桜酒造前の道路についても、現在、整備区域のまちづくり委員会の中で、天童駅前土地区画整理事業と同様に旧羽州街道として、街路樹は黒マツと決定し、植樹していますので御理解をお願いします。
 

 


No.10 ラ・フランスマラソンでの職員の対応について
【提言・意見】
 ラ・フランスマラソンは年々規模が大きくなり、運営スタッフも市職員では足りないので、各地域の様々な団体に協力要請が来ています。その中で、昨年、ラ・フランスの皮むきをしていた協力スタッフが、一部の職員の方から「遅い、下手だ」と言われ、とても辛い思いをしたと聞きました。そのようなことがないように指導をしていただければと思います。

 

【対応状況】所管課等:文化スポーツ課
 天童ラ・フランスマラソン大会の運営スタッフとして、皆様方から多大なる御協力をいただき、ありがとうございます。
 昨年の大会において、一部の市職員の発言により不快な思いをさせてしまったことに対し、お詫び申し上げます。担当部署の職員については、運営本部の係員打合せ等で運営上の注意事項を確認していますが、これまで以上に注意を喚起しながら対応してまいります。
 天童ラ・フランスマラソン大会は市民ボランティアの皆様の御協力により運営が成り立っています。
 また、参加ランナーからの声として、皆様の接待について厚意的なコメントもいただいており、「全国ランニング大会100撰」に2年連続して選出された要因にもなっています。
 市職員も市民ボランティアの皆様と一緒に、おもてなしの心で参加ランナーの皆さんをお迎えするよう努めてまいりますので今後とも御協力をお願いします。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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