行政
市の紹介
天童市のあらまし
名前の由来(伝説)
むかし、むかし、千数百年も昔のことだったそうな。春、お天道(てんとう)さんの光もうららかなある日のこと、舞鶴山(まいづるやま)の山頂で、行基(ぎょうき)という偉いお坊様が一心に念仏を唱えておったんじゃと。
それは、お昼過ぎたころじゃったろうか。突然、山の上に紫色の雲がたなびいたかと思うと、どこからか笛や太鼓の音色が聞こえてきたのだそうな。そして、世にも美しい音楽とともに、天から二人の童子(どうじ)が行基の目の前に舞い降りてくるではないか。一人は護衛童子(ごえいどうじ)、もう一人は摩竭童子(まかつどうじ)と名乗り、驚いてぼう然としていた行基にこういったのじゃった。
「われは、自在天(仏)の使者にして、貴僧(きそう)はこの山頂の大士(菩薩)なり、よろしく一宇(お堂)を建立し、一切衆生(いっさいしゅじょう)を念仏すべし」。
童子はそういい残すと、現れたときと同じようにどこへともなく消えてしもた。
この話を聞いた村人たちは、ひと目、童子の姿を拝もうと急いで山に登り、童子のゆくえをさがしたということじゃったが、だれ一人見つけることはできなかったそうな。
その後、行基は、二人が降り立った霊峰を天童山(てんどうざん)と名付け、それ以来、天童山の四方の里は天童と呼ばれるようになったということじゃ。
それからずっとずっと後のこと、行基の弟子の一人で基限(きげん)という人が、二人の童子、すなわち少名彦那命(すくなびこなのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)をまつった天童殿(天童神社)を建てたんじゃと。二人の童子を組み合わせて天童と書くようになったのは、それからのことじゃったといい伝えられておる。
今でも、桜の咲くころには、この天童神社に二人の童子が舞い降りてきて、天童の人たちをやさしく見守ってくれているかもしれんということじゃ。
天童市の概要
位置
山形県のほぼ中央部に位置し、南は立谷川を境に山形市、西は最上川を境に寒河江市と西村山郡の河北町、東村山郡の中山町、北は乱川を境に東根市と隣接しており、東西が長い菱形をしています。
市域は奥羽山脈を源にする立谷川・乱川等の扇状地で、西部は山形盆地に属する平野部。東部は、奥羽山脈に含まれる山岳地帯になっています。市の南西部を市域に沿って最上川が流れ、中央部を流れる倉津川と、北部を流れる乱川が最上川に合流しています。
市内北部で国道13号と48号が交わり、山形空港まで車で10分という、交通の便に恵まれた位置にあります。
人口
6万2140人 2万2589世帯(令和2年10月1日実施の国勢調査による)
面積
113.02平方キロメートルで県内13市の中で最小です
気候
年平均気温12.3℃、年間降水量948mm、年平均風速1.7m/秒(令和3年)
市章
「てんどう」の「て」の字をデザインしたものです。市の中央にある舞鶴山が、大空に羽ばたく鶴のように見えるところから、天童市も、その鶴のように飛躍・発展することを象徴したものです
市の木、市の花、市の鳥
姉妹・友好都市
- イタリア共和国マロスティカ市(平成元年4月22日提携)
- ニュージーランド国マールボロウ市(平成元年7月7日提携)
- 中華人民共和国瓦房店市(平成14年5月27日提携)
天童市への交通アクセス
市民歌・市民憲章
市民憲章(昭和49年10月1日制定)
わたくしたちは、躍進する天童市の市民です。
すすんで力をあわせ、愛する郷土の未来をひらきます。
美しいまちをつくりましょう
- 自然を愛します
- まわりをきれいにします
- 公共物を大切にします
明るいまちをつくりましょう
- スポーツに親しみます
- 公衆衛生を重んじます
- 安全にくらせるようにします
あたたかいまちをつくりましょう
- 生涯教育をすすめ、教養を高めます
- 伝統を育て、文化財を大切にします
- 親切の輪をひろげ、あたたかく人に接します
豊かなまちをつくりましょう
- 仕事に生きがいを求めます
- よく考えて働きます
- たがいに仕事を理解しあいます
住みよいまちをつくりましょう
- すすんでまちづくりに参加します
- きまりを正しく守ります
- たがいに助けあい、仲間づくりをすすめます
市民歌(昭和49年12月1日制定)
作詞 大沼 武
補作 真壁 仁
作曲 渡辺 哲哉
明けそめる 出羽の山なみ
風青き 村山の野を
そそぎゆく 最上の流れ
野に町に いまおこる
生産の意気
讃えよ われら
若き都市 天童
我がふるさと
かぎりなき 夢よ希望よ
手をむすび きずきゆく自治
あたらしき 歴史をめざし
若人の胸こがす
創造の意志
讃えよ われら
自由の都市 天童
我がふるさと
いで湯わく 泉さながら
たゆみなく 進みゆく町
伝統の 文化のうえに
きりひらく この未来
建設の意気
讃えよ われら
市民の都市 天童
我がふるさと
天童市のロゴマーク
ロゴマークは、将棋駒の骨格の立体デザインを基本とし、それが見方によってさまざまな形態をとるものとしました。駒の各面の向こう側を可視化していることで市民に開かれた透明な市政運営を表象するとともに、視点によって形態を変えることで市民ニーズへの柔軟な対応をイメージしています。
ラ・フランスのグリーンと基本カラーである
イエローとを組み合わせました。
(※天童市のロゴマークについての一切の権利は、天童市に帰属します。)
このロゴマークは、天童市を広く内外にピーアールするため、市民の皆様や団体、企業に幅広くご活用いただければと思います。
なお、使用にあたっては、事前に使用申請書をご提出ください。
提出先:天童市総務部市長公室政策企画係(市役所3階)
使用申請書(WORD)をダウンロード
ロゴマークの使用について
- 1 使用料
- ロゴマークの使用料は無料です。
- 2 使用承認の期間
- ロゴマークの使用期間は、使用の承認を得た日から2年間を限度とします。引続き使用を希望する場合は、ご連絡ください。
- 3 使用条件
- ロゴマークの使用承認を受けた方は、ロゴマークを使用する際は、デザインマニュアルを順守し、ロゴマークを適正に使用しなければなりません。
ロゴマークデザインマニュアル(251KB)
ロゴマークの展開例 (388KB)
※使用についての詳細は、「天童市ロゴマーク等使用取扱要領」(148KB)をご覧ください。
〈これまでの使用例〉
- 名刺や封筒、パンフレットに印刷
- webサイトでの活用
- 自社利用のたれ幕に掲載
- 広告に印刷
- スポーツチームのユニホーム
天童市名誉市民
本市では、天童市民又は天童市と特別に縁故の深い方で、政治、教育、文化、産業経済その他広く社会の進展に貢献し、その事績が特に優れ、市民から等しく郷土の誇りとして深く尊敬されていると認められる方に「天童市名誉市民」の称号を贈り、その栄誉をたたえています。
「天童市名誉市民」は、次のお二人です。本市の将来を担う若い世代の皆さんの向学心や探究心に触れることを期待して、お二人の御功績を末永く顕彰します。
※お名前をクリックしていただくと、名誉市民称号贈呈時の事績等が開きます。
担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704