行政

提言

市政への提言対応状況

平成23年5月21日~平成23年6月3日受付分

No.53 食物アレルギー対応の給食について
【提言・意見】
 私の子どもは食物アレルギーがあり、毎日弁当を持参しているため、給食の時間が嫌いです。目の前でみんながおいしそうに食べているのを見て、子どもは我慢ばかりでストレスが溜まっています。いくら頑張って弁当を作っても子どもの気持ちは満足していません。また、一人だけ違うということはいじめの対象になる可能性があるのではないでしょうか。
 山形市や東根市のようにアレルギー対応の給食を一日も早く出してくれることを願っています。

【対応状況】 所管課等:学校給食センター
 本市学校給食の食物アレルギー対応は、食材納入業者に対し、原材料配合表やアレルギー食品に関する資料の提供を求め、その資料を基に詳細な献立表(食材・食料ごとに除去すべき原因物質が分かるようにする)を毎月作成して、保護者と学校に提示し、児童生徒が各自で除去対応を行っています。
 食物アレルギー対応の除去食及び代替食を提供するためには、専門の栄養士・調理員の確保や専用の作業ゾーンの確保、設備の整備等が必要になります。今後は、他市町村の対応状況を参考にしながら、定期的に食物アレルギー児童生徒の重症度や除去品目数・人数等の実態を総合的に判断し、その時点で行うことのできる最良の対応と今後の対応について検討していきたいと考えています。


No.54 放射線量測定への対応について
【提言・意見】
 隣県である福島県の原発の問題に日々悩んでいます。県の情報では、県内2か所で数値を1日2回検査していただいているようですが、県内でも数値は異なり、また検査場所が屋上というのも現実の生活を考えると不安に思います。できれば、天童市独自での検査を実施し、リアルタイムな数値を教えていただければ安心した生活が出来るように思います。
 特に、子どもたちは毎日グラウンドを元気いっぱい走り回っています。本来であれば、そのような光景を親の喜びとすべきところですが、土壌の汚染を考えると素直に喜ぶことができません。
 また、6月に入れば、屋外プールでの授業が始まります。水質検査は、例年通りの検査内容で特に放射能数値の検査は行われないと伺いました。梅雨の時期と並行して行われるプール授業ですので、雨が入るのは必至と思われます。低学年の子どもほどプールの水を飲んでしまいがちです。
 今後の原発の状況により生活は大きく左右されることと思います。ぜひとも、子どもたちを安心して学校に通わせることができるよう、天童市としての取り組みをお願いします。

【対応状況】 所管課等:健康課、学校教育課
 山形県では、山形市内と米沢市内で空間放射線量を継続測定し、1時間ごとの放射線量の推移を毎日発表しています。また、県内全市町村の地上50cmと1m地点での放射線量を測定し、より多くの観測地点でのデータを公表しています。さらに、本市では県の観測地点(中央公園)のほか、4地点(成生小、寺津小、山口小、荒谷小)で放射線量の測定を実施していく考えです。
 また、今年の学校プールの使用については、県の空間放射線量及び水道水・農作物の放射能の測定結果と県教育委員会による山形市、米沢市のプール調査結果により安全が確認されており、県知事から「授業は安全に実施できる」と発表されています。なお、プール清掃については、念のためプールの水を全て抜き、十分な清掃を行ってから新しい水を注入して使用するように各学校に通知しています。
 今後も、児童生徒の安全確保に努めてまいりますので、御理解と御協力をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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