行政
提言
市政への提言に対する対応状況
令和2年 市政への提言に対する対応状況
№21 愛宕山への展望可能な建築物等の設置について
【提言・意見】
愛宕沼周辺も美しく整備されましたが、愛宕山まで整備していただき、天童城築城とまでは望めませんが、360°展望できる建築物等を造ってほしいです。お城ブームもあり、まちの中心に山がある市町村はなかなか無いと思います。せめて、昔の山城を思わせる建築物の一部として再現できないでしょうか。
【対応状況】 所管課等:生涯学習課、都市計画課、商工観光課
天童公園には、北側及び西側を眺望できる展望台をそれぞれ設置し、市民の方はもとより多くの観光客の方に、四季折々の景色を楽しんでいただけるようにしています。
本市では、昨年度から2か年計画で、親水空間から展望台までの散策路を整備しております。この散策路により、モミジを始め多くの植物をめでながら登ることができるようになりますので、完成後にはぜひご利用ください。
№22 もえるごみ以外のごみの回収数について
【提言・意見】
山形市から移住してきましたが、天童市のもえるごみ以外のごみの回収日が、月1回や2回と少ないので、家にごみがたまります。ごみ袋の値段も高いので、回収日を増やしてもらえたら、もう少し住みやすく、移住して良かったと思えると思います。
【対応状況】 所管課等:生活環境課
ごみの収集回数については、3市1町で構成しているクリーンピア共立において、収集効率や経済性等を勘案しながら決定しています。収集回数を増やした場合、経費がこれまで以上に必要となることから、収集回数を増やすことは難しいと考えています。
しかしながら、今後ごみ収集の改善点について、クリーンピア共立の会議等に提案していきたいと思いますので、ご理解をお願いします。
№23 市民墓地等への樹木葬(樹木を墓標とする墓)の設置について
【提言・意見】
団塊世代が高齢となり、今後、墓地の需要が増えてくると思われますが、昨今、核家族化が進み、墓を造っても将来的に維持管理が難しくなるのではないかと思われます。墓じまいも大変だと聞きます。
そこで、墓石のいらない樹木葬の場所を造っていただきたいと思っています。市民墓地の一角か、別の公園のような場所なら最高です。ぜひ、ご一考をお願いします。
【対応状況】 所管課等:生活環境課
樹木葬等の永代供養墓につきましては、市内及び近隣の寺院や民間事業者が様々な方式の墓地を新設していることから、現在のところ整備する予定はありませんので、ご理解をお願いいたします。
№24 愛宕沼の公園トイレの緊急呼び出しボタンへの説明書きについて
【提言・意見】
愛宕沼の多目的トイレで鍵が壊れて閉じ込められ、緊急呼び出しボタンを押しました。しかし、ボタンを押した場合どのようになるのかわからないため、不安になりました。緊急ボタンを押すとサイレンが鳴り警備会社に連絡が行くなどの説明書きが緊急呼び出しボタンのそばに書いてあれば安心できるのではないかと感じました。
【対応状況】 所管課等:都市計画課
この度は、公園のトイレの鍵が壊れて出られなくなり、さらに緊急呼出ボタンを押すとどうなるかという説明書きがなかったため、大変不安な気持ちにさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
愛宕沼下の天童公園駐車場のトイレは、緊急呼出ボタンを押すと、トイレの外の警報灯が音を出しながら光り、周囲の方へ異常を知らせるとともに、警備会社に通報され、警備員が駆けつけることになっています。
今回のご提言を受け、今後は、トイレ内に緊急呼出ボタンについての説明書きを掲示するようにいたします。
№25 保育園等での使用済み紙おむつの持ち帰りについて
【提言・意見】
天童市の一部の保育園等で、保護者にも排便の状態を確認して健康状態を把握してもらうためとの理由で、排便残留のままのおむつの持ち帰りが義務付けされている園があるようです。園では複数の子どもを預かっており、他の子どものおむつを間違えて返してしまう可能性もゼロではないと思います。新型コロナウイルスの感染が問題になっているばかりではなく、ノロウイルスなど、便を介しての感染リスクもあり、衛生的に大変問題です。子育ての環境衛生管理も時代とともに変化してきていますので、おむつの持ち帰りはやめて、衛生的に園でまとめて処分するよう市が指導して改善すべきだと思います。特に子育てに力を入れている天童市ですので、親が安心して安全に子どもを園に預ける事ができるようお願いします。
【対応状況】 所管課等:子育て支援課
使用済み紙おむつは、衛生的に扱う必要があります。市立保育園では、これまで、便の状況から健康状態を把握してもらうため、使用済み紙おむつの持ち帰りを行ってきたところですが、衛生管理や保護者の負担軽減の観点から、今年5月から、園における一括処分に切り替えたところです。
市内の認定こども園、認可保育所及び小規模保育所では、現在、7施設において使用済み紙おむつの持ち帰りが行われています。
厚生労働省が定める「保育所における感染症対策ガイドライン」では、使用済み紙おむつの持ち帰りについて記載がないため、園に対する指導は困難ですが、市立保育園の事例を紹介しながら、園における一括処分を検討するよう呼びかけていきます。
№26 市道平段1号線の交通量と速度の制限、カーブの見通しの改善について
【提言・意見】
市道平段1号線には、現在交通量の自主規制の看板が設置されていますが、あまり効果があると思えません。元々道路幅が狭いわりにカーブがあり見通しが悪く、また中里方面への抜け道にもなっており、交通量が多くスピードを出して通る車が多数見られ、大変危険です。小学生から中学生が通学路としても利用しており、安心して通学できるよう、ぜひ車の交通量の抑制、速度制限を設ける、カーブ前の見通しを良くするなどの改善をお願いします。
【対応状況】 所管課等:建設課、生活環境課、教育総務課
ご提言の区間については、交通量が多く、スピードを出す車が見受けられ、学校から危険な箇所と報告があったため、令和元年7月11日に、市、教育委員会、学校、道路管理者及び警察署等が合同点検を実施し、通学時間帯進入禁止の自主規制看板を設置しています。
引き続き有効な安全対策について検討するため、今年度も合同点検を行いたいと考えています。
また、沿線の方から、道路にはみ出した庭木について、剪定いただくことになっており、見通しが良くなることで事故の抑制に繋がると考えています。
№27 市立図書館の蔵書の日焼けについて
【提言・意見】
市立図書館の南側に陳列されている書籍が、日光にさらされて表紙の色が抜けてしまっています。西日が差しこみやすい設計になっているためとは思いますが、ガラスにUVカットなどの処理はされているのでしょうか。せっかくの蔵書が台無しです。
【対応状況】 所管課等:生涯学習課
市立図書館の蔵書を適切に保管するため、平成27年度に館内の大窓ガラスにUVカット加工を施したフィルムを全面に張り付けています。御提言のありました、南側に陳列されている書籍はこの対策処置をする前に表紙の色が薄くなったものと考えられます。今後も、書籍の色抜けに配慮した処置を講じ、蔵書の保管に努めていきます。
№28 天童南駅駅前広場のモニュメント建設について
【提言・意見】
天童南駅前に大きなモニュメントを建設中ですが、建設目的及び建設費用と完成後の維持管理を教えてください。観光とあまり縁のない天童南駅前に設置する意味がわかりませんし、今どきモニュメントの設置ではなく、どうせなら雨風をもっとしのげるよう駅舎の整備に使ってほしいです。土日などは、今の駅舎では手狭です。
【対応状況】 所管課等:都市計画課
天童南駅駅前広場に建設中のモニュメントは、芳賀土地区画整理組合が事業の竣功を記念して建設しているものです。
完成後は市に引き継がれることになりますが、将棋の駒を現代的に表現したデザインのモニュメントで、芳賀タウン、そして、天童市の新たなシンボルとなることを期待しています。
ライトアップ照明の電気料等が維持費として発生しますが、新たな観光資源としての利活用も期待できると考えていますので、ご理解をお願いします。
№29 天童公園前の横断歩道への押しボタン式信号機設置について
【提言・意見】
天童公園前の横断歩道を歩いて渡る際、交通量が多く、なかなか横断できません。押しボタン式信号機を設置していただけないでしょうか。高齢者や子供たちが天童公園で楽しく散歩をするときに事故の無いようお願いします。
【対応状況】 所管課等:都市計画課
信号機設置については県警察本部で行うことになりますが、県内各地で数多くの要望があり、全てに応えることは難しい状況にあります。
当該交差点については、ご提言にありますとおり、交通量が多いことから、天童警察署へ押しボタン式信号機の設置についての要望をお伝えしました。
また、歩行者が横断歩道を渡る際には、車に一時停止義務があることから、天童警察署と連携しパトロールを強化するとともに、市民の皆様に対する一時停止の啓発に努めていきたいと考えています。
№30 押切川上流(山口地域内)の堤防の補強について
【提言・意見】
押切川の上流(山口地域内の国道48号線にかかる新原崎橋付近)について、県に河川改修の対応をしていただき、感謝しています。ただ、堤防に一部危険な箇所があり、ゲリラ豪雨等の不安もあるので、県に強固で高い堤防にしてほしいと伝えましたが、予算がないためできないとの回答でした。市の予算で、今後の対応の検討をお願いします。
【対応状況】 所管課等:建設課
押切川の河川管路者である山形県に伝えたところ、「押切川は山形県の管理する河川となっており、ご提言の石積みの箇所は、既に堤防裏に補強工事を行い、災害の予防に努めています。また、令和2年度には、河川断面の確保のため、河川に溜まった土砂を取り除く工事を行いました。今後も、定期的な河川パトロールを行い定期的な点検を実施していきます。」との回答をいただきました。
本市としましては、今後とも適正な維持管理を行っていただくよう河川管理者である山形県に要望を行っていきます。
担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704