市報てんどう
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令和5年3月のトピックス
地域活性化に向けた新たな拠点が完成
干布地域交流・活性化センター・天童市立干布公民館落成式(3月28日)
3月28日、干布地域交流・活性化センターおよび天童市立干布公民館の落成式が行われ、地域住民や工事関係者など約50人が参加し完成を祝いました。同館は鉄骨平屋建ての造りで、太陽光発電や床下輻射暖房、公衆無線LANなどが整備されており、地域交流の拠点として活用されます。
式では、同館の奥山悟館長が「改築にあたり公民館に求めるものを地域住民にアンケート調査するなど、地域の方々と検討を重ねてきた。より多くの方に公民館活動にご参加いただき、地区内外・多世代の交流を図っていきたい」とあいさつ。新たな拠点での地域づくり活動がスタートしました。
弥生・古墳時代の違いを学ぶ 市西沼田遺跡公園サイエンス・カフェ(3月25日)
3月25日、市西沼田遺跡公園で、サイエンス・カフェが開催されました。実験考古学研究の第一人者である東京都立大学の山田昌久特任教授が講師を務め「水田実験プロジェクトの現在と西沼田遺跡」と題し講演を行いました。山田さんは、弥生・古墳時代の稲作技術を比較した研究について写真や動画を交えて解説し、講演後にはお菓子を食べながら自由に意見交換ができる交流カフェタイムが行われました。参加者は各時代の稲作に関する道具の違いや仕組みについて理解を深めていました。
ホーム開幕戦の勝利を誓い合う モンテ応援隊によるのぼり旗・横断幕設置
(3月15日)
3月15日、JR天童南駅駅前広場で、モンテディオ山形を応援するのぼり旗と横断幕が設置されました。この取り組みは、多くの方にモンテディオ山形のホーム開幕戦を知ってもらうとともに対戦相手のサポーターを歓迎するため毎年行っているもので、今年で7回目となります。この日は、市内各地域のモンテ応援隊隊員14人とモンテディオ山形クラブコミュニケーターの松本怜大さんが参加し、のぼり旗13本と横断幕1枚を設置しました。設置後には、4日後のホーム開幕戦での勝利を誓い合っていました。
環境保全のためにできること 親子ふれあい環境教室(3月11日)
3月11日、市子育て未来館げんキッズで、親子ふれあい環境教室が行われました。これは、環境保全や資源の有効活用について学んでもらおうと開催しているもので、9組の親子が参加しました。SDGsコンサルタントの今田裕美さんによる地球温暖化を抑制するための講話を聞いた後、気候変動かるたやごみの分別などを体験しました。参加者は「地球温暖化を抑制するために、何をすればよいのか親子で楽しみながら知ることができた」と環境保全についての理解を深めていました。
田麦野地域の魅力や課題を再確認 めっけ展(3月4日~11日)
3月4日から11日にかけて、市立高原の里交流施設ぽんぽこで、東北芸術工科大学のサークル「みつけたむぎの」による展示会が行われました。「めっけ展」と題したこの展示会では、同サークルの学生が田麦野地域の住民との交流などを通して行った研究の成果や、田麦野地域に着想を得た作品などが展示されました。11日には学生自らが研究の背景や作品に込めた思いを語るアーティストトークも行われ、訪れた人は学生視点で見た田麦野地域の魅力を体感し、地域の課題などに理解を深めていました。
ちゃんと帰って来るんだよ 成生小児童によるサケの稚魚の放流(3月10日)
3月10日、成生地域を流れる押切川で、成生小の2・3年生によるサケの稚魚の放流が行われました。同校では、命の大切さやきれいな川づくりについて学ぶことを目的に毎年サケの稚魚の放流を行っており、本年度は3年生がサケの卵のふ化から稚魚まで育てることにも挑戦。放流に適した体長5センチほどになるまで稚魚を育てました。
この日は、児童が育てた稚魚と最上川第二漁業協同組合が用意した稚魚の合わせて1万匹の放流が行われました。子どもたちはバケツに入れたサケの稚魚を手に川辺に並ぶと、「行ってらっしゃい」「ちゃんと帰って来るんだよ」など声をかけながら、別れを惜しむように押切川へ放流しました。
担当課: 総務部市長公室
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