くらし
動物・ペット
犬・猫は適正に飼いましょう
犬をつないで飼育してください
放し飼いは原則禁止されていますので、普段からつないで飼育してください。散歩のときも必ずリード(つな、クサリなど)を付けてください。また、古くなった首輪やリード(つな、クサリなど)は切れてしまうこともあるので、早めの交換を心がけてください。
周囲の人への配慮をお願いします
犬の吠え声などに関する苦情が市に寄せられています。
世の中には犬が苦手な人もいます。許容範囲も人それぞれです。犬が吠える原因(運動やしつけの不足、ストレス、病気など)を理解して対策を行ってください。
周囲の人に迷惑をかけないように心掛け、気持ちよく犬を飼えるようにしましょう。
散歩のときのマナー
必ずリード(つな、クサリなど)につないで散歩を行ってください。リードを長くしすぎると、人やほかの動物をかんでしまったりと思わぬ事故につながることもあるので、犬を制御できる長さにしてください。
飼い犬が路上でフンをしてしまったときは必ず持ち帰ってください。散歩の際は持ち帰るための用具(ビニール袋やちり紙など)を持ってから家を出るようにしてください。
また、オシッコについても後始末(洗い流す)を求められる時代になっています。水を入れたペットボトルなどを散歩に持っていくようにしてください。
災害に備えましょう
急な災害に備えて、ペットフード、水、ペットシーツなどの避難用品や備蓄品の準備をしておきましょう。また、避難先などでのトラブルの防止のためにも、日ごろからしつけや健康管理をしっかりすることが重要です。
猫の飼い方について
屋内飼育をしましょう
猫を屋内で飼うことは、フン尿や鳴き声などの近隣トラブルを防ぐだけでなく、交通事故や感染症から猫を守ることにつながります。キャットタワーやカラーボックスを階段状に設置し、上下運動のできる場所や爪とぎができる場所を作ってあげると、猫のストレスも減り、室内で楽しく過ごすことができます。
所有者を明示しましょう
飼い猫が迷子になってしまったときに備えて、首輪や迷子札、マイクロチップをつけましょう。マイクロチップの装着は動物病院で行うことができます。
災害に備えましょう
急な災害に備えて、ペットフード、水、ペットシーツなどの避難用品や備蓄品の準備し、キャリーケースなどに猫が抵抗なく入る練習をしましょう。
不妊去勢手術を行いましょう
猫は年に2~4回妊娠・出産し、1回に4~8頭の子猫を産みます。
不妊去勢手術をしていないと、猫がどんどん増え、糞尿や鳴き声などによる生活環境の悪化や多頭飼育崩壊につながる可能性があります。また、不妊去勢手術は生殖器系の病気のリスクも減らせます。
イラスト:環境省パンフレット「もっと飼いたい?」を加工して作成
※予算残額がわずかになっています。申請受付を停止する場合があります。
飼い主のいない猫(野良猫)の世話をするときは
猫は繁殖力の強い動物です。「かわいい」、「かわいそう」という思いから、ただエサを与えるだけでは、飼い主のいない猫がどんどん増えてしまう可能性があります。また、ふん尿で近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。
飼い主のいない猫の世話をする場合は、近隣の十分な理解のもと、責任を持って以下のことに取り組みましょう。
- 置きエサをしない
決まった時間・場所でエサを与え、食べ残しはきちんと片付け、エサを置いたままにするのは絶対にやめましょう。 - トイレを設置し管理する
猫は柔らかい場所などを好んで排泄します。毎日清掃を行い、ふんを見つけたら片付けましょう。 - 不妊去勢手術を受けさせる
猫の繁殖を防ぐために不妊去勢手術を受けさせ、手術済の印(V字カットなど)をつけましょう。
※予算残額がわずかになっています。申請受付を停止する場合があります
天童市猫不妊去勢手術費補助金(令和6年11月20日更新)
天童市では、令和4年度から、適正に飼養されていない飼い猫や、飼い主のいない猫の望まれない繁殖を抑制し、近隣へのふん尿被害等を未然に防止するため、猫に不妊手術または去勢手術を受けさせる方に対し、その手術費用の一部を補助する事業を実施しています。
対象となる猫
- 日常的な屋外飼養により、近隣住民からふん尿被害などの苦情が寄せられている飼い猫
(補助は1世帯につき1頭のみ。苦情の実態を確認する必要があります) - 多頭飼育崩壊と認められる猫
- 飼い主のいない猫
※いずれも市内に生息する猫であること。
補助対象経費
不妊手術または去勢手術に要する費用(消費税を含む)
※県内の動物病院で実施した手術に限ります。
補助金の額
- 日常的な屋外飼養により、近隣住民からふん尿被害などの苦情が寄せられている飼い猫
- 多頭飼育崩壊と認められる猫
◆不妊手術(メス)=手術費の3分の1(上限8,000円)
◆去勢手術(オス)=手術費の3分の1(上限5,000円) - 飼い主のいない猫
◆不妊手術(メス)=手術費(上限14,000円)
◆去勢手術(オス)=手術費(上限8,000円)
補助対象者
- 市内に住所を有する方
- 市内に事務所を有する、または所在する団体
- 市内で対象となる猫を保護し、譲渡先を探す活動などを行っている個人または団体
遵守事項
飼い主のいない猫を生息場所に戻す場合
- 不妊手術または去勢手術が済んでいることを識別できるように、手術時に片方の耳にV字カットを受けること
- トイレ、餌の管理および周辺環境の美化を図るとともに近隣住民の理解を得るように努めること
手続きについて
不妊手術または去勢手術を受ける前に、市生活環境課へ事前にご相談ください。補助金について説明させていただきます。
※予算残額がわずかになっております。年度末前に申請受付を停止する場合がありますので、申請をお考えの方は生活環境課までご相談ください。
犬・猫のマイクロチップの装着義務化について
令和4年6月1日からブリーダーやペットショップで販売される犬・猫に対してマイクロチップの装着が義務化されました
令和4年6月1日以降、ブリーダーやペットショップ等から購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されています。購入後、飼い主はマイクロチップの登録情報を変更する必要があります。
詳細については、次の環境省ホームページをご覧ください。
なお、令和4年6月1日より前から犬や猫を飼っている方については、マイクロチップの装着は義務ではありません。しかし、犬や猫が迷子になったときや、地震や水害などの災害、盗難や事故などによって、飼い主と離ればなれになった時に、飼い主の元へ帰れる可能性が高まるなどといった利点がありますので、マイクロチップを装着するように努めてください。
動物の虐待等は犯罪です
愛護動物を殺傷したり遺棄すると犯罪行為として罰せられます。犬や猫を捨てることは犯罪ですので、絶対にしないでください。
- 愛護動物の殺傷:5年以下の懲役または500万円以下の罰金
- 愛護動物の虐待・遺棄:1年以下の懲役または100万円以下の罰金
※愛護動物:牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばとおよびあひる。人が占有している動物で哺乳類、鳥類、爬虫類に属するもの。
担当課: 市民部生活環境課
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0744